難しいが面白い 魂斗羅 Dual Spirits | 本当のゲームレビュー

難しいが面白い 魂斗羅 Dual Spirits

ついに日本でも発売されたDSソフト「魂斗羅 Dual Spirits」。2Dアクション。これだけで満足しそうな勢いだが、肝心の内容はどうなのか、早速購入し2時間ほどプレイ。

面白い。俺は2Dアクションに甘いという点を踏まえても、想像以上に面白いな。そして難しい。そう、実に難しいんだよ。難易度はイージー・ノーマル・ハードの3種類から選べるということで、魂斗羅シリーズを大してやっていない俺は、初心者向けのイージーに挑戦。ところが、そのイージーでさえ、今のところステージ4が限界というほど。ただ、やる気がなるなるような難しさではないからいい。上達すれば楽しさも倍増。じわじわと倍増してくるんだよ。

単純にステージを突き進んでボスを倒せばクリア、という点も気に入った。最近は面倒なアクションが多いんだよな。ステージの至る所に隠されている○○を集めようとか、隠し扉を見つけようとか。そういう要素があることで楽しくなるアクションがあるのも事実だが、逆に面倒になるアクションもたくさんあるわけだ。とにかく、今作の「敵を好き勝手倒して進む、ボスを倒してクリアする」という昔ながらの方向性は大正解。

これは今だから言ってしまうが、今作を買った理由は、「魂斗羅」と「スーパー魂斗羅」が収録されているからなんだよ。なんと、この2本が最終的に遊べるようになるという。ユーザーはこの手のお得な話に弱いもんな。もしこの2本が収録されていなかったら買わなかったな。だが、本編がこれだけ楽しめるという重要な事実を味わった今なら、「魂斗羅」と「スーパー魂斗羅」が収録されていなくてもありだと思ったな。というわけで、難しい本格的な2Dアクションに抵抗がなければ買って損はない。