宮城県石巻市にて知って頂きたい事 | 火の魂カンパニー社長・野沢賢司のブログ

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30歳まで無職ニートな私が、「ある人の出会い」で人生が変わり社員数150名の社長となりました。まだまだ「夢の途中」ですが、“誰だってなりたい自分に必ずなれる”事を自身の成長を通して実証していきます。

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昨日、宮城県石巻市の鹿妻小学校にてラーメンの炊き出しを行ってきました。

初め僕らがその地を踏み入れたとき「これはひどい」と思うほど町は壊滅状態でした。

家は崩れ崩壊しその崩壊した家から物品を奪うなど治安もあまり良い状態ではなく

女性一人で夜町を出るのは非常に危険な状態でした。


僕らもはじめ鹿妻小学校に入ったときは、歓迎ムードとは程遠い感じ

また揉め事になるから勘弁してほしいというくらいな感じでもありました。

そりゃそうだ何日も食べていなければ何日も温かいお湯ですら飲んでいない状態だったり

物品も不足気味で補充されれば取り合いになり、殺伐とするのも致し方ない事でしょう。


しかしながら皆が思うことは「生きたい」と思う気持ちは一緒

その生きたいと思う気持ちが強いがゆえに時に交錯したりするのでしょう。


今回5000食のラーメンと10000食のご飯持参し現地にて炊き出しをしたのですが

正直な話、この被災地に足を踏み入れる気持ちはあまりありませんでした。

何かの使命感があるというより

被ばくしたらどうしよう

たどり着けなかったらどうしよう

現地の人に迷惑をかけたらどうしよう

家族もいるし自分勝手には動けない

会社も余裕綽々でもないしどうしよう

子供も心配だどうしようなどなど、

そんなことを考えていたらとてもじゃないけど被災地に何ていけませんでした。


ですが心友でもあり我らJapan元気塾の塾頭でもある加藤秀視

そして地元の大心友でもある国分寺産業の田村友輝の二人の活動とその思いを聞いたら動かずにいられませんでした。


死んだ子供を抱えながら「死んじゃったよー」となくお母さん

家族を失い口を利かなくなった子供たち

行く当てもなく彷徨う人たち


そんな人たちが今もなお隣町の距離で起きているのが実情でした。


僕は昨日、東日本大地震でも一番ひどいといわれる地域で3000食のラーメンを作りました。

その3000食のラーメンは多くの人たちの笑顔となり奇跡が起きました。

初めは「なんだ余所者が」と言わんばかりの対応が

ラーメンをつくり温かいものを食べると人たちは皆笑顔になり

「震災後、初めて暖かいものを口にした!ありがとう!!」

「人のぬくもりを感じた!ありがとう!!」

「この味は一生忘れません」

そんな言葉が増えると現地の人たちと心が一つになるのを感じました。

終わってから聞いた話なんですが

鹿妻市はもともと漁師町だったらしく気性が荒い人たちが多くて誰も手を付けられないエリアだったらしいです。

それはともあれ、そんな粋な人達ですから心を開いた時のエネルギーの高さは半端じゃなかった

皆が心が一つになり今回の炊き出しが成功につながりました。

最後に1200人いる体育館で挨拶をさせて頂いたときは涙が止まりませんでしたし鳴り止まらない拍手の渦は現地の人の喜びと感謝を感じました。

その感謝の意味は「生きられる」喜びであると思います。



都内から車でたった4時間やそこいらの場所で

生きたいけど生きられない

今を生きるのに必死に生きている

今日生きられる保証はない中で命を燃やしている人がいる


そして生きたいと思う人たちが手を差し伸べて待っているのが現状です。


僕も正直な話、栃木からも避難したほうがいいんじゃないかって事を考えていた人間でした。

しかし仲間の熱い思いに心動かされて今この被災地の第一線で動かさせていただいています。


たった車で4時間の隣町の人たちに、僕らが手を差し伸べれば生きられる命があるこの現状を、同課一人でも多くの人に知って頂きたい。

もちろん全員が全員現地に行く必要はありません。

しかしながら節電は出来ます。

余計な買いだめをする必要はありませんし、余計に買わなければコンビニの資材も現地に普及されるでしょう。

募金だってできますし、物資を送るのだってできますし

応援メールや手紙だってなんだって現地の人のために出来ることがあるでしょう。


どうか今も消えそうな命が「生きたい」と燃えていることを感じてください。

僕がこんなこと言うのは本当におこがましいことかもしれませんが

消えゆく命を目の前にしたらいてもたってもいられなくなりメルマガで書かさせて頂きました。


現地はそんなに危険ではありません。

誰だって来ようと思えばボランティア団体と現地入りし支援活動もできます。

現地の人は炊き出しを待っていて温かいものを食べたいと思っています。


昨日の炊き出し最後に飛び込んだ一人の女性がこう言いました。

「ずっと一人で寂しかった怖かった辛かった」

「端っこでもいいからここに泊めさせて下さい」

「一人になるのが怖いから皆のそばに居させてください」

顔をくしゃくしゃにして泣きじゃくりながら僕らに伝えていました。


道井を歩けば今だ仏様を見ることが出来ます。

物がなく水没した車からガソリンの奪い合い

生きたいけど生きられない人たちもいる

誰でもいいから助けてと思っている人たちが沢山いる


この現状を知ってください。

今日もまたその現状を知りに現地で動いています。


すみません、もう移動するので今日はここまで。


そしてケンからのお願い。

炊き出し用の使い捨てのどんぶりが10000個くらい欲しいです。

【送り先】
株式会社 創栄GROUP
〒321-1274  栃木県日光市土沢1855-5

※理事長・加藤さんの事務所になります。
隣に倉庫があり、そちらをキャンプ地とし、運びます。

次に、義援金のお願いです。

★栃木銀行 鬼怒川支店
Japan元気塾事務局 赤羽 恵
(普通)1003949

※お振込みの際に関しまして、『お名前』と『災害』と記載の上、お振り込みください。


ではまた!