ナンバー2理論 | 火の魂カンパニー社長・野沢賢司のブログ

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30歳まで無職ニートな私が、「ある人の出会い」で人生が変わり社員数150名の社長となりました。まだまだ「夢の途中」ですが、“誰だってなりたい自分に必ずなれる”事を自身の成長を通して実証していきます。

さて今日はナンバー2の心得を!



組織のナンバー2とは、


「何とかして何とかする人」であると、


以前メルマガで書いたことがあります。



そう、組織のナンバー2は、


トップのイメージを社内全体に伝え、


イメージを何とか形にする人である。



このナンバー2は、自分の思い、


自分のビジョンを一切持たず、


トップの思いビジョンを形にするだけに、


全神経を集中できる人である。



そして更に、究極のナンバー2は


「嫌われ役」であることが大切。



企業にとって良い物はいい、


駄目なものはダメと、


私情など一切持つことなく決定を下す人。



情など要りません!


企業のトップのビジョンを


何が何でも形にする人ですから、


ナンバー2は情けをかけている場合じゃない。



トップの思いを形にするためなら、


誰に何と思われてもいい!くらいの気持ちが大切です。


しかし、この嫌われ役の大事なポイントがあります。


それは、


「嫌われ役に徹するが決して嫌われてはいけない」


と言うことです。



どういうことか、


いくら口うるさく厳しいことを言い続けたとして、


時に感情的に叱ることがあったとしても、


そのナンバー2の生き方や物の考え方が、


尊敬できれば決して嫌われる事はないのです。



普段、言われることのないような、


駄目だしを言うこともあるかもしれません。



親にも言われたことが無いような


厳しく叱られることがあるかもしれません。



だけど、あの時にあのナンバー2の


○○さんと出会ったから、


私の人生が大きく変わることができた。



あの人に会えたから、今の自分があるんだと、


後からジワジワと有難味が湧いてきます。



時に、泣きたくなることを言ってくれる人


時に、感情的に反論したくなるような事を言ってくれる人


時に、自信をなくしてしまうことを言ってくれる人


時に、悔しくて涙を流すようなことを言ってくれる人


時に、真剣に大きな声で叱ってくれた人


時に、恨んでしまいたくなるようなことを言ってくれる人


時に、本気で怒ってくれる人



そんな人生かけて関わってくれる人、


叱った人からなんて思われようと、


その人のためにだけに本気で叱れる人。



全社員から何と思われてもいい。


ただトップの思いを形にするために、


人と本気で関わり続けるのがナンバー2


そうトップの思いが全社員の幸せと信じ、


企業の思いを形にするのが究極のナンバー2です。



人は誰だって、愛されたいし、


褒められたいし、好かれたいんです。



だけど、ナンバー2が


周りから好かれるように生きてしまったら、


誰が本気で部下を叱る人がいるんですか。



嫌われたって良いじゃないか、


たとえそれが理解されなくても、


その人の可能性をとことん信じて


キツイ事を言えるのがナンバー2です。



そして誰もがナンバー2であることを忘れてはいけません。


時と場所を変えれば、


必ずトップになることもあれば、


ナンバー2になることもあるのです。



今のあなたの上司であるトップも、


あなたと同じようにナンバー2を


やり抜いたからこそ、あなたの上司なのです。



ナンバー2の皆さんトップの思い伝えてやってください。



あなたにキツイことを言うトップは、


あなたの可能性をとことん信じているから、


あなただけにキツイことを伝えるのです。



そう、企業理念からすると、

社長ですら理念の下でありナンバー2なのです。



企業のナンバー2に何と思われたっていい、


それでも伝えたいメッセージがあるから・・・。



企業の社長ですらナンバー2であることを忘れないでください。



あなたが厳しく叱られ愛され、


成長し人生が変われたように、


ナンバー2も部下の人生に貢献することが


トップへの恩返しであると思います。




ナンバー2理論、非常に大事なことです。



会社、学校、家庭、友達なんだって


同じようにナンバー2理論があります。




伝えていきましょう!!!