メルマガからの引用
麺屋穂華の【火の魂通信】 Vol.816
今回のラーメンフェスタで感じた事、
それはボランティアスタッフの生き生きとした働きぶりでした。
無償で朝から晩まで、
ラーメンフェスタの為だけに一日中働き続けてくださいました。
笑顔で空どんぶり受け取る、
テーブル清掃担当、子供が転んで手を貸すシーンもありました。
次のラーメンをアドバイスする人もいました。
一日働いて、たった一杯のラーメンしか
食べてないという状況の中でも、
誰一人と不満を言うどころか笑顔で働き続けてくれました。
残飯を数百メートルと移動して捨てる係もいました。
来場者の食べ残しを受け取る係です。
手をベタベタにしながら笑顔で
残飯や使い終わったどんぶりを下げていました。
誰よりも大変な仕事を
誰よりも楽しそうに働く姿は感動モノでした。
そして会場の中を大きな声で誘導し続ける人もいました。
「テーブルはまだ空いてます！テーブルでどうぞ！」
「チケットがない方は食べられません！！」
チケットがなく店主さんに迷惑がかからないように
一生懸命声をからして叫んでいました。
チケット販売も２日間で何万人もの人を対応し、
休む暇もなく働き続けてくれました。
朝は８時から、そしてイベントが終わり
店主さん達が帰った後の、会場内を清掃
アスファルトにこびり付いた麺を指で一本一本取っていました。
体もきしむ様に疲れているのに、会場内の全てのテントや
機材を日付が変わる寸前まで片付けてくれました。
正直、ボランティアの笑顔が消えて、
無心で会場を撤去作業が５時間くらい続きました。
それでも、誰一人と
不平不満を言う人は居ませんでした。
最後のあいさつで涙が出ました。
本当にボランティアの皆さんが
居なかったら、このイベントは成り立ちませんでした。
皆さんがいたから、
大きな事故もなく無事にイベントを成功させる事ができたと
僕は最後に一言だけ話をさせて頂きました。
それは「人は人の支えがなければ生きていくことができません」
「このイベントもそうです。
ボランティアの皆さん、本部の皆さん、
お客様、店主の皆さん、業者の皆様、
誰一人かけてもならない、
皆さんの支えがあってのイベントでした」
感極まって「本当にありがとうございました！」短めの挨拶でしたが、
その時の皆さんの笑顔での暖かい拍手は今でもハッキリと覚えています。
ラーメンイベントって一見、ラーメンを作る側、
そして食べる側のみスポットライトを浴びがちですが、
誰にも気づかれないドラマが舞台裏にはあったのです。
それを伝えたいという訳ではありませんが、
お客様が美味しく安全で
食べられるのも誰かが支えてくれていたからですし、
店主の皆様が思いっきり腕をふるって
懇親のラーメンを作れたのもの、
ボランティアやお客様の支えがあったから
ボランティアの皆様が自信を持って会場を整備できたのも、
店主さん達が美味しいラーメンを作って下さったから、
ボランティアスタッフも自分の仕事を誇りに思えたのです。
みんながみんなを支えていたから、
今回のように大成功という形になったのだと心から感じます。
人は人でしか支える事ができない。
人は１人では決して生きていくことができません。
今自分が生きているのは、誰かが支えてくれている証拠ですしね。
来年はもっと、人のぬくもり、そして支え合う大切さを、
このラーメンフェスタを通して全国に伝えていきます。
それと念のためですが、
ボランティアスタッフは朝８時から
夜２３時過ぎまで「無償」で働き続けてました。
出店店主のファンだから
○○さんのラーメンが好きだから
ラーメンイベントが好きだから、ただそれだけの思いで
「無償」で働き続けた人がいる事をどうか忘れないでほしいです。
人は人の支えなしでは生きていけない。
あの時あの瞬間も人の支えがあって、
今僕らが生きているということ。
僕の夢【ラーメンから日本を元気にする！！】
来年もこれ以上の魂が燃えるような熱いラーメンフェスタに！！
～ラーメンフェスタin栃木2010から学んだこと～
ラーメンフェスタ in 栃木 ２０１０
主催 ： 麺維新会 代表 野沢賢司
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