コミュニティを稲作に例えてみると…

◎コミュニティを稲作に例えてみると…

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

たった１８秒で人も仕事もお金も引き寄せる
自己紹介の専門家、
「すごい自己紹介」著者の横川 裕之です。


【コミュニティ＝培地理論】

というのを考えてみました。

培地が豊かであれば、
勝手に稲は育っていくという話です。
　
培地はコミュニティ、
稲はコミュニティメンバーのたとえです。

まぁ、実際に稲作を経験したことがないので、
足りないものもあるでしょうけど、
そこはご容赦いただきたく…。　
　
　
ではいきます。



コミュニティメンバー＝稲
水＝コンテンツ
栄養分＝コミュニティメンバーの取り組み
光＝理想の未来、理想の自分
主催者（リーダー）の役割＝培地を豊かにすること
　

コミュニティメンバーという
稲をたわわに実らせるために、
主催者の役割はこうです。
　
・成長させるためのコンテンツを提供。
・コミュニティメンバーが
　コンテンツを用いて行動する仕組みを整える。
・常にメンバーには理想に希望を見出せるようにする。
　
培地を豊かにするとは、
コミュニティメンバーが自発的に行動する
雰囲気作りのこと。
　
稲を育てるのではなく、
稲が自ら育つのを助けるのが、主催者の役割。
　
離脱者が多いのは、稲が育たなかった、
つまり、培地がおかしなことになっていた、
ということです。
　　
　
また、実った稲は年がら年中
田んぼにあるわけではなく、
秋に収穫の時期を迎えます。
　
その収穫の時期で、一旦コミュニティは
終了とし、また新たに立ち上げる。
　
もちろん、残りたい人は残ることは可能です。
　
だけど、残りたくない人に残ってもらってても、
培地の雰囲気が悪くなるだけで、
他のメンバーの成長を阻害するので、
無理には引き止めることはしません。
　
この稲の入れ替えが培地の新陳代謝になって、
より稲が育つ培地になっていく。
　
また、【価格を高く設定する】ことも、
培地の質を高めることに繋がります。
　
コンテンツは水なので、ネットを検索したり、
本を読んだりしたら、ほぼ手に入るものです。
　

でも、その設定した価格を支払った人たちと
同じ学びをし、同じ時間を過ごし、
共に成長できる機会はネットでも本でも
手に入れることはできないものです。
　
無料でも自分でもできる、という人は、
自分で培地を用意しなければいけない。
　

だから、成果を出す人は、成果を出せる培地を
用意してくれる人の元に積極的にお金を払い、
より自分を成長させ、成果に結びつけています。
　
コンテンツも大事です。
水が汚れていたら、稲も腐ってしまいますからね（苦笑）
　

だけど、それ以上に大事なのは、
いかに成長できる培地、
つまりコミュニティを作ることができるのか。
　　
これからの時代に求められるのは、
培地を用意できる人と、
その培地の作り方、育て方を教えられる人。
　　

…なんだけど、消費者が求めるのは、
やっぱりコンテンツ重視なんだよなぁ〜。
　
ちなみに、培地ができていると、
メンバーは次々に変化していきます。

論より証拠です。

　
またメンバーが進化すると、
そのメンバーに関わっている人たちも変わります。
　
現在、文字化力強化合宿の９期受講中の
高校教師の山田雄太​さんが
こんな報告をしてくれました。

== ここから ==

今日の午後も保護者懇談があった。
今日は８人の生徒とその保護者様と話をした。
　
今日も昨日と同様に最初の15分間は生徒、
保護者様と私の三者で話をし、最後の5分は
生徒を退出させ、保護者様と２人で話をした。
　
保護者様と２人で話すと生徒の本音が聞ける。
「うちの子は先生の影響で
　国語の教師を目指すようになりました」

「先生の話を聞いていて、心理学に興味を持ち、
　夏のオープンキャンパスで心理学の講座に
　行くと言っています」

「私の言うことは全然聞く耳を持ちませんが、
　先生の助言には説得力があると言って
　素直に聞いているようです」
　
という、私自身が驚くほどの影響を生徒に与えていることが
今日の保護者懇談で分かった。
　
== ここまで ==
　
という風に、教室のリーダーである先生が変われば、
自然と生徒たちも変わっていくんです。
　
こうした培地の作り方、つまり、
メンバーが確実に成長できるコミュニティの
作り方を求めているリーダー層って多いと思っています。
　

組織は、まさに培地そのもので、
やる気が出るのか出ないのか、
成果が出るのか出ないのか、
その培地の雰囲気が決めているんです。
　
　　
この作り方を伝えるコンテンツを
提供しようかと考えていますが、
モニターになってくれる人はいるものかどうか。
　
　
…と、長くなりました。　　
最後まで読んでくれてありがとうございました。
　
もし、ご意見ご感想ありましたら、
コメント欄にお願いします。
　
なお、稲作についてのツッコミ、
たとえば、この工程が足りないなどは、
一切受け付けませんのであしからず（笑）


この文章をここまで読んで下さった
あなたが、心明るく、軽く、温かく、
幸せになれますことを心からお祈りして、
この文章を締めさせていただきます。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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