女子選手のウエイトコントロールは、競技力に大きな影響を与えます。中学から高校、高校から大学で、競技力が伸び悩む選手の多くの理由は、トレーニング不足による体重の増加です。
 自己コントロール能力が、試されます。自分の競技にとって、何がプラスなのか?優先順位がハッキリしない選手は、ウエイトコントロールも苦手のように感じます。
 アスリートですから、ダイエットではありません。身体作りに必要な栄養をとり、運動量とのバランスをよく考えて、摂取量も決めなければなりません。
 アスリートと食事(栄養)は、互いに大きな影響を与えるのに、間違った知識を持つ、指導者や選手もいるようです。
 本校のある選手が、「太ったなら、夜は、春雨と牛乳だけにしとけ!!」どんな状況で、どんな気持ち(冗談?)で言ったのか、わかりませんが、大変な間違いだと思います。素直な選手なので、それを実行しようかな??とも思ったようです。
 一般人に対する栄養指導でも、運動と栄養のバランス。食べる量だけではなく、タイミングの指導も行い、生活改善指導がウエイトコントロールには不可欠です。
 TVや雑誌などの、ブーム的な情報に踊らされることなく、いつも教えている正しい情報をしっかり行って欲しいです。
 それにしても、指導者が間違いを教える事の怖さを実感しました。私も、今まで以上にスポーツ指導について学んで、選手を正しい方向に導いて行きたいです。
 余談ですが、好き嫌いの多い選手は、大成しません。性格も、わがままな人間が多い気がします。このことは、有名指導者も言っていました。
 強い選手・伸びる選手は、考えながら、よく食べます。
心は、言葉でつくられ、身体は、食べ物でつくられます。