こんにちは~ かなです
こないだの週末は、初めて深圳(シンセン)に行ってきました
ここから電車で1時間弱で行ける中国本土
こっちに引越して来るまで、なんとなく香港は島だと思い込んでましたが、実は半島なのです。(知ってて当たり前?)
普通の電車で40分くらい、電車を降りたら駅の中に入国ゲートがあって、イミグレを通過したらもう中国本土。
同じ駅構内のはずなのに、入国した途端に床にやたらとゴミが落ちてたりして、なぜか急に中国っぽくなるから不思議
駅を出たらすぐ目的のショッピングモール、羅湖商業城は目の前
羅湖商業城と言えば、①コピー商品②オーダーメイド③マッサージ&ネイル、らしい。
強盗に合うからエレベーターは使うなとか、地味な格好をして行けとか色々と物騒なアドバイスを聞いたので、緊張しつつ中に入ったが、入ってみると確かにごちゃごちゃして客引きがしつこいが、結構普通。
なんだ、意外に普通やん~とまずちょっとお手洗いに行ったのだが、早くもそこで第一印象が覆される。
まず若い女子がごみ箱に普通に痰を吐いている。
そして、女子トイレの洗面のところで、若い女性たちが食器やお箸を洗っている・・・。
個人のお弁当箱というには結構な量で、信じがたいが、どこかの店のもの??と推測せざるを得ない
洗ってるっていうか洗剤とか使わず、水ですすいでいるのみ・・
別に神経質ではないので、香港では普通にローカルなご飯屋とか全然行くのだが、今日はちゃんとしたお店で食べようと固く決意。
びっくりしてトイレから出て、次は旦那さまがトイレ行くので男子トイレの前で待っていると、一人のおっさんがたばこを吸いながらトイレから出てきた。
そしてポイっと床にたばこを捨てて、どっか行った。
百歩譲って、床に捨てて踏んで消すならまだしも、普通に火のついたタバコがショッピングモールの床に転がってますが・・・。
ほんの数分間の間に何度もこれら中国人的行動に度肝を抜かれつつ、とりあえずレストランに向かった
本当は有名な飲茶のお店に行きたかったのだが、1時間以上待たないといけないとのことであきらめ、別の中華レストランへ。
広い店内にはしっかりと白いテーブルクロスを敷いた丸テーブルがたくさんあって、ちゃんとした店という印象を受けたので、まあここで食べようかと中に入った。
結構人がいっぱいだったのだが、5分くらい待ってすぐ入れた。
通されたテーブル、これ。
前の客の食べたものを片付けないまま、次の客を通す。
それは香港でもよくあることだが、ローカルな店でなく、結構ちゃんとした店っぽい外装だったので、そのギャップにちょっと驚く。
まあ、これはすぐ片づけてくれた。
次、足元に何かが落ちてるのを見つけた。
鶏の足・・
在りし日の姿はこれだと容易に推測される・・↓
鶏の足は、とりあえず蹴って端っこに転がして視界から抹殺し、さっそく腹越しらえ。
意外にもごはんは普通においしかった。
食事が済んだら、まずは服のオーダーメイドのお店へ
この建物の中にテーラーショップはたくさんあるのだが、これだけ信用できない人々の中でいいお店を見つけるのはほぼ不可能なので、事前に調査済みの旦那さまの同僚の人がお勧めしてくれたお店に向かう。
今回は旦那さまのスーツとシャツをオーダーするのが目的なのだが、そのお店のおばちゃんの腕がどんなものかわからないので、とりあえずスーツ2着とシャツ2枚を作ってもらうことにした。
そして私もついでに、ちゃっかりワンピースをオーダー
雑誌の切り抜きを持って行けば、体を採寸してそっくりそのデザインの服を作ってくれるとか言うが、うまく出来上がらないことも多いと聞いたので、今回は1枚自分のワンピースを見本として持って行った。
そのワンピースはサイズぴったりだし形も気に入ってるので、違う生地でそっくり同じに作ってもらうことにした。
オーナーのおばちゃんは、すぐそばにある生地屋さんにも一緒にきてくれて、私が好きな生地を選んで、布代+仕立て代で250ドル。
3000円弱で好きなデザインのワンピースが作れるなんて素晴しい
おばちゃんのお店にあった雑誌にかわいいワンピースが載っていたので、ついでにこれもオーダーし、計2枚のワンピースを頼んだ。
来週には家に配達される予定なので、届いたら見せますね。
ちゃんと出来たのが届くのか、へんてこなのが届くのか、さてさて楽しみ・・・
次にコピー商品のお話を
この建物はすさまじくコピー商品で溢れている。
ブランドもののバッグ、時計、電化製品、DVDなどなど。
これだけ税関のすぐ隣にニセモノショッピングモールが堂々と存在している中国はすごい。
賄賂を納めていれば商売させてもらえる、ってなシステムなんだろう。
韓国なんかも同じと思うが、どの店もあまりそっくりでないものを店頭に置いておいて、実はSクラスのコピー商品をこっそり売っているっていうシステムになっている。
店員さんははりきって偽物ブランドのカタログを見せてくれるのだが、これがものすごい分厚い。
あらゆるブランドのあらゆるデザインの商品がカタログには掲載されており、広辞苑級の分厚さ。
そして彼らはこのショッピングモールの近くに、巨大な倉庫を持っており、そこにスーパーコピー商品を隠し持っている。
客が「これが欲しい」と言うと、店頭から倉庫のスタッフに電話連絡が行き、倉庫のスタッフが店まで運んでくる。
以前は客を倉庫に連れて行って直接見せていたらしいが、今は取締まりが厳しいので、こうしてちょっとずつ運んで見せるシステムになっているらしい。
以上の事は普通に聞いたらお店のお姉さんが教えてくれた。
ここの実態を暴くドキュメンタリー番組とか過去にやってないのかなー。
あれば絶対観るのにな。
ちゃんとシステム化されてて、一大産業になってる。
実に興味深い。
(商品買ってないからね)
帰り際は締めくくりとしてネイルとマッサージのお店に行った
マニキュアとペディキュアで60ドル(700円ちょい?)。
すばらしいことにちゃんと甘皮処理や足裏の角質削りも含まれてこの値段!
そして、1時間の足マッサージで45ドル(500円ちょい?)。
日本より断然安い香港よりさらに安い
私がマニキュア&ペディキュア&マッサージ、旦那さまはマッサージをしてもらうことに。
もちろん日本のネイルサロンに比べると、おしゃれさなどゼロ。
人の足の皮などが床に落ちまくってそうだが、まあ、一応ソファは座ってもいいと思うレベルのきれいさだった。
壁際に並べられた1人掛けソファはお客さんでいっぱいだったのだが、旦那さまの右に1人のおばちゃんが座って肩マッサージを受けているのが目に入った。
そのおばちゃんはアフリカ象、もしくはスターウォーズのジャバ・ザ・ハット級に巨大で、しかもマニキュアが卵の黄身を意識したとしか思えないような絶妙な黄色と黄緑の中間色だったので、ものすごく気になっていた。
肩のマッサージが終わると、壁際のソファーに座り、足を出したのだが、足の爪がまた、親指から赤、白、青、白、赤、と、奇抜なセンスのペディキュアをしている。
「うわー・・」と思ってたら、そのおばちゃん担当のマッサージ師の青年が、チューブから白いクリームをひねり出して、それをおばちゃんの足に塗り始めた。
塗っている箇所が足の指の間、そしてあのチューブの形状からすると、水虫に水虫薬を塗ってると思わざるを得なかった。
なぜその青年はそんなことまでさせられているのか、すごく疑問だったが、もちろん詳細を知るすべもなく、1時間後そこそこ満足した我々は建物を出て香港に帰った。
まとめ。
値切るのに時間がかかるので疲れてくるけど、楽しかった。
また3か月後くらいに行きたいかな。
ワンピースが届くのが楽しみです
ではでは今日はそんなところで
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