5月21日(日)、ル・マン戦 モトGPクラスの決勝レースが行われました。
優勝:マーヴェリック・ヴィニャーレス(ヤマハファクトリー、総合首位)。
今季3勝目、ロードレース世界選手権でのヤマハ500勝目となった。
【ヴィニャーレス選手のコメント】
「ヴァレに対しては110%の力を出しました。第3セクターで自分はかなり
強いって感じがしてました。実際、絶対に諦めたくなかった。
今回の優勝は本当に幸せです。アルゼンチン以来、優勝してなかったんで。」
チームメイトのヴァレンティーノ・ロッシは優勝争いの最中、最終ラップで2回ミス、
1回目は第8コーナーのハードブレーキングで膨らんでヴィニャーレス選手に抜かれ、
2回目は第11コーナーのハードブレーキングで無理をしてフロントが流れて転倒リタイヤ。
これで総合首位から総合3位に降格した。
2位:ヨハン・ザルコ(ヤマハテック3、ルーキー、ホームレース)。
モトGP初表彰台。第6ラップまで首位を走行。
【ザルコ選手のコメント】
「本当に素晴らしいですね。スタートも凄かったと思うし、タイヤのコントロール
も上手くいきました。ヴァレンティーノ(ロッシ)に抜かれた時、むこうが本当に
強くって。マーヴェリック(ヴィニャーレス)と壮絶な競り合いをするんだろう
なぁって思っていたら、ヴァレが転倒し、僕が2位で表彰台になったんです。」
3位:ダニ・ペドロサ(ホンダファクトリー)。
グリッド13位からみごとな追い上げ。総合2位に大浮上。
【ペドロサ選手のコメント】
「超うれしいですね。最初のコーナーからキツいなぁって覚悟してました。
アグレッシブになって、自分のペースを維持する必要がありました。その後、
ヴァレが転倒したおかげで表彰台に上がれましたね。」
チームメイトのマルク・マルケスは4位を走行中に第18ラップ第3コーナーで転倒、リタイヤ。
今季ゼロポイント2回目。
2位に着けていたロッシが最終ラップでまさかの転倒リタイヤとなりました。
そのため総合首位から陥落、痛恨のレースとなってしまいました。