小沢氏の「反原発、反増税、反TPP」の民意を「死に票」にしないという強い意志には、敬意と感謝の念を抱かずにはおれない。 
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投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 11 月 28 日 10:00:00: igsppGRN/E9PQ

小沢氏の「反原発、反増税、反TPP」の民意を「死に票」にしないという強い意志には、敬意と感謝の念を抱かずにはおれない。
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2012/11/28 05:59 世に噛む日日


自分は、筋金入りの「小沢主義者」を以って任じているから、小沢氏の選択することには、今までの主張や理念を枉げないかぎり、絶対に支持することにしている。
「小沢信者」と呼ばれても、すこしも動揺はない。本当に信者なのだから、当たり前である。

今までの主張、理念、政策を、少しもブレることなく堅持しているのなら、政局的にどういう動きをしようとも、それを全面的に支持する。
だから、今回の「国民の生活第一」の解党、新党「日本未来の党」への合流という選択に対しても、何のためらいもなく、もろ手をあげて賛成である。

嘉田滋賀県知事という人物が、どういう人なのか、詳しくは知らない。twitterのTLには、「滋賀の女狐」と、氏を悪し様に批判する文言も見かけた。
代表代行である飯田哲也氏が、「隠れ原発推進派」だと決め付けるツイートも見かけた。

女狐であろうと、隠れ推進派であろうと、小沢氏が国民のために良かれと思って連携するのならば、自分はそれを「良し」とし、ついていくつもりだ。
「民主党のように、利用されるだけされて、また追い出されるのではないか」という危惧の言葉も見たが、実際、現在のところ、他に選択の道はあっただろうか。

維新の会は、あきれたことに、選挙を前にして、中国と戦争をしたいだけの、老耄しきったレトロ差別主義ファシストを神輿に担ぐという致命的な失策を犯し、脱原発の旗を降ろし、多くの支持者を落胆させた。選挙後はともかく、選挙前からこんな極端なブレを示した政党の例を、自分は他に知らない。

そして、この党が無茶苦茶なのは、ひとり(ハシゲ)が地方で「脱原発」を訴えれば、ひとり(石原)が「原発ゼロはありえない」と新聞の取材で言っていることだ。選挙を控えた同じ党のふたつの顔が真反対のことを言っている政党の例もまた、自分は他を知らない。

もはや、政党の体を為していないといっても過言ではなかろう。これでは、有権者に、自分らを選択するなと言っているようなものである。あまりの稚拙さに頭がクラクラしてくる。もしこの党を大勝させるようなことがあれば、日本人の民度は、世界最低クラスに堕していると判断していい。

このままでは、心底から「原発ゼロ」を希(こいねが)う有権者の受け皿がなくなってしまう。いや、「国民の生活が第一」という大きな受け皿があるのに、マスコミの隠蔽で見えなくさせられている。これは、「維新の会」へとその民意を誘導する、マスコミをはじめとする既得権力の策謀であったのだが。

しかし、その「維新の会」そのものが、自ら受け皿になるのを拒否してしまったのだ。達増岩手県知事を通じて、嘉田知事と9月の時点から接触を試みていたという小沢氏にとって、維新と石原の野合は奇貨とすべきことであったに違いない。

なんせ、似非「第三極」が、その本性を自分の方から露呈してくれたのだ。真の「脱原発」勢力である小沢氏らの存在を、鮮明に炙り出す糸口を差し出してくれたのだ。また、自民、民主、公明、維新、みんな、この5党しか存在しないかのようなマスコミの選挙報道は、「日本未来の党」のたちあげで、真の脱原発勢力の存在を無視できなくなったのだ。

これで、「自民・民主・公明・維新」と「日本未来の党」という「二極」の存在が、マスコミの隠蔽や既得権力の策謀をはねのけて鮮明になった。ときおり、絶望感や虚無感しか湧いてこなかった今度の選挙も、これで何らかの光が見えてきた。

水面下で動き、それを齎した小沢氏の手腕には、脱帽するしかない。「反原発、反増税、反TPP」の民意を「死に票」にしないという強い意志には、敬意と感謝の念を抱かずにはおれない。だから、自分は、小沢氏の「信者」なのだ。

今度の選挙戦は、「国民の生活を二の次」とする勢力と、「国民の生活が第一」とする勢力のガチンコ対決となるだろう。後者の歴史的勝利で、アベやハシゲや豚やイシハラや山口などの増上慢どもを、完膚なきまでに粉砕していこうではないか。