さて、有名なナックスボミカ。大きいレメディでカバーする範囲が広いポリクレストレメディの一つ。
よく食べ過ぎて、胃が気持ち悪くなる私もアーセニカムについてよくお世話になるレメディ。
仕事が忙しい、仕事しなくちゃ！ってワーカホリックになってるとき＆イライラしてるときに飲むといいレメディ。
肝臓によくあうので、お酒飲み過ぎて気持ち悪くて倒れている旦那さんの口に何度も放り込んだレメディ。
ホメオパシージャパンの本でも、由井先生のイラスト印象的ですよね。お酒もコーヒーも飲みまくって、仕事しまくるビジネスマン。みたいな。
カリカリして怒り、肝臓にきて、胆汁も上手く流れていない。権力欲、競争心に取り憑かれている感じですね。
あー会社でばらまいてみたかったな(・∀・)。
リラックス下手な現代人にはとてもあうと思いますね。
ちなみにどうでもいい話ですが、RAHの同級生たちは、ナックスボミカ状態の自分のことをナックスボミ子と言ったりします。（ほんとどうでもいい情報）
まず精神を紹介すると、
・動揺している（興奮、気が立っている、緊張している）
・不安を肉体に感じる
・短気（怒り、攻撃性）
・悪意のある
・鈍さ（ぼーっとする）
・めまい
・精神的影響から悪化する
・怒りから悪化する
・いらだたしさから悪化する
・尋常ならざる不安
・悲しみ
・不快なことはどんな些細なことも見てみぬふりができない。
・他者の失敗を厳しく非難する傾向（完璧主義で好みがうるさい）
・何もかもが強烈すぎるような感覚（神経過敏）
仕事しすぎて疲れ切ってるときにもあいそう
・頭脳労働に気乗りしない
・優柔不断
・仕事のやるきがおきない
・言い間違い書き間違い
・考えがまとめられない
原物質はマチンシという植物です。種にはストリキニーネが含まれ、別名ポイズンナッツと言います。
少量投与であれば、食欲消化の動きを刺激し、排尿量を増加させます。排泄を促す感じ。
投与量を増やしていくと、神経系を刺激し、外界への感覚を増強し、痙攣を生じさせる。
胃腸を不調にし、麻痺、うつ、無気力になってくるといった感じ。
あらゆる感覚が過敏になっていて
・光過敏症
・聴覚過敏
・嗅覚過敏
・過剰なアレルギー
・外側の感覚増大
・騒音から悪化する
・強い匂いで悪化する
・日中の光で悪化する
原物質ストリキニーネにもあるように
・麻痺性痛み
・運動失調
・弱さ（無力症・衰弱）
・神経衰弱
・痙攣（内側）
・身体の驚愕
・失神
・るいそう（体重減少）
・内と外の重い感覚
・感覚異常（外と内の痒み くすぐったさ）
・難聴
・耳鳴り全般
の症状にレメディはあいます。
肝臓が悪いので
・黄色い外見
・黄疸
解毒の臓器肝臓に親和性があるので、Sulphとともに、解毒に大きな効果があります。
ちなみに、子供の頃から、薬が沢山入って溜まりまくっていた私に出された初めてのホメオパシーレメディ処方の一つが、NUXーVとSULPHのコンビでもありました。
その後好転反応で高熱と薬臭い息が上がってきたことは驚きでしたね。
消化器。胃・腸などにも大きいレメディであり、食べ過ぎ飲み過ぎ胃のもたれ、便秘のレメディとしても有名です。
部位
・肝臓
・胃
・直腸
・肛門
・食欲不振
・貪り食う過食
・苦い味覚（胆汁の味でしょう）
・おくび
・胸焼け
・しゃっくり
・逆流
・胃の不調から悪化する
・吐き気全般
・苦い嘔吐
・酸っぱい嘔吐
・食べ物を嘔吐
・鼓腸全般
・便秘（腸の不活発さ、粘液性、しぶり）
・膀胱
睡眠の問題があり
・睡眠不足で悪化する
・どんちゃん騒ぎで悪化（徹夜で悪化）
・早くに目覚める（午前３－４時に目覚めて眠れない）
・あくび
・日中の眠気
・朝眠そうで不活溌
生殖にもよくあうレメディです。
・生殖器全般
・男性生殖器
・女性生殖器
・精巣
・持続性勃起
・子宮出血
・長引く月経
・月経過多
風邪にもよくあい
・気道
・咽頭
・圧迫された呼吸困難
・鼻水の出ない鼻風邪
・粘液分泌の増加
・酸っぱい痰
・血痰（暗い色の血）
・複合型発熱全般
・外部は熱く、内部は寒気
・寒気を感じやすい
・単一部分の冷え
・熱全般
・発汗全般
・インフルエンザ様の打撲したような痛み
基調として
・冷えると悪化
・風邪で悪化
・アルコールで悪化
・冷たい食べ物で悪化する
・衣服の圧迫で悪化
・鼻風邪から悪化する
・鼻風邪の抑圧で悪化する
・麻酔薬・睡眠薬／麻薬で悪化する
というような感じですね。