オカルト臓器学:肺 | ホメオパシーOMOION

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シュタイナー系医学では
肺は地球と個人の内的な世界を
直接的に結んでいる臓器だと考えた。

肺は1000分の4ミリの薄い膜で
おおわれているだけですぐに
毛細血管が下にあり、
血液の海が取り囲んでいる。

そこに外界の世界を
引きこんでいる。

血液と言う自我の世界に、
外気と言う地球の法則を
引きこむことで、
この世界に関わってゆく事を
即している。

肺に病気があれば世界と関わりが
弱くなる。

例にあげれば、
肺結核は肺の組織を壊す。
大地の結びついている
臓器が溶解すると、
魂は地上的な現実世界との
かかわりを失い。
夢想的な人格を作り上げる
かもしれない。

結核は時に詩人病と
呼ばれてきた。
多くの詩人、文学者が
この病気で亡くなっている。
ノヴァーリス、カフカ、チェーホフ、正岡子規、二葉亭四迷、石川啄木、
宮沢賢治、竹久夢二、中原中也。
彼らはある意味、
病気を通じて地上的束縛から
解放された、もう一つの世界を
見せてくれる。

酷く現実世界からかけ離れた
理想主義の若者で学校や
社会にうまく溶け込めない
若者もまた、肺に問題を
持っているのだ。

そしてもう一つ。
オタマジャクシは
カエルになり陸上に
上がるときえら呼吸から
肺呼吸に代わる。

それと同時に陸上に
移動する為に必要な
手足も生えてくる。

要するに、この臓器は
大地との結びつきを
作り出している臓器
とも言える。