今年も上野へ、AJC展と桜
退院して二日たった土日はもうすっかりいつものペース。但し、便秘対策で服用した下剤が効き過ぎて、連日冷や冷やものだった。
2017.3.29(水)
渋谷に行った翌日曜は雨の中を上野へ、美術館などあるから雨でもそれなりの人出。
訪れたのは東京都美術館、去年も今頃あったAJCクリエイターズコレクション展、
クラフトからアートへ、ファブリックアート、ペーパーアート、人形など12の部門の工芸作品のコンテストは、ある意味ではお金と時間に余裕のあるおば様たちの趣味の会だが、レベルはなかなか高い。そこに銀粘土工芸で頑張るかつての同僚、I 田が去年に続いて応募し、アートジュエリー部門で入選したのだ。
去年の佳作より一歩前進した。入選作品となるとどれもなかなかだが、I 田の場合は例によってカエルをモチーフにした小品で、題してぬりたて、
案内ハガキの不鮮明で小さい写真だから分かりにくいが、これは銀の指輪、カエルの両手の水かき部分がマニキュアの塗りたて?
入選となると横っちょに説明書きがある。春の香りを感じて土の中から出てきたカエルが一番初めに何をするのか、まずおしゃれ、って、変わらぬすっとぼけた芸風。
おば様達の趣味の会なんて失礼な表現をしたけれど、実は彼女は重い病気を抱えた苦労人、明るさを失わずにいつも前向きなので応援しない訳にはいかないのだ。
去年と同様、桜はまだまだ、公園入口の枝垂れは今年もそこそこであったが、
主力のソメイヨシノはまだちらほらレベル、早咲きの桜がところどころで咲いているけど、
雨の空にはまるで映えません。
去年も桜はこの程度ながら無理矢理の花見宴会はそこここで開催されていた。
でも冷たい雨の今年はさすがに無理、
一組もやってませんでした。
こっちとて天気のいい日に行きたかったが、手術入院で予定が狂ってしまったのだった。