楽しい倫敦 おいしい倫敦 

無事帰国しました カメラが無いし、時間も無いのですが、まずは帰国のご挨拶 本格再開はもうちょっと待って下さい なんて言ってる内に2009年8月10日で千回になりました アラビアンナイトを超えた、かな

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泥試合の? 東京15区

円安が物価高にそんなに影響していない、って誰に魂を売ったんだって感じの日銀総裁、給料泥棒!

2024.4.27(土)

いよいよ明日が執行猶予付きながら懲役2年となった柿沢未途が辞職した穴埋め選挙の 東京15区の投票日、江東区は不戦敗の自民党以外の各党が何れも全力を傾注してきているようでそれは賑やか。門仲交差点ではいつも誰かが街頭演説、連日のハガキに折込みチラシ、イエ電にもまあ色々架かってくる。録音とは言え、立憲の酒井を応援する蓮舫だったり、無所属の乙武を応援するコイケだったり、保守党の飯山を応援する百田尚樹だったり、孤立無援の秋元本人だったりで、アホらしいからすぐ切る。加えて世論調査電話が毎日何本もで本当に う・る・さ・い!! 自動音声でもオペレーターからでもさっさと切ってしまう。街頭演説する候補のそばで大音量で演説を始めて選挙妨害だなんて騒ぎもあったとか。

自民不在、なのだが、だから自民支持層の受け皿狙い? 秋元 なんかは上告中とは言え収賄罪で懲役4年の実刑判決なのにそこらをチャリで走ってたし、ポスターにも選挙公報にもでかでかと自民党政策を推薦しますと書いているのは何とNHKから国民を守る党の 福永、よく見ると小さな文字でNHKの受信料問題に関しては自民党に考えを改めてもらう、とある。でもこの2人は全くの圏外だろう。

と言うか、混戦とは言え多分あと4人も圏外じゃないかな。同じく自民支持層狙いのようだが何だかよく分からん日本保守党の 飯山 に参政党の 吉川、もっと分からんつばさの党の 根本、根本は政教分離して宗教法人に課税をと、既成政党には言えないいいことを主張してる点だけは評価するけど多分最下位候補だ。参議院の議席を捨てて鞍替えを図る 須藤 だって、捨てる議席は何でだか離党した立憲の比例区、もういられないってだけ? 

 

あと3人とて如何にも強そうな候補はいない泥試合なのだが、日本維新の会の 金澤 は相変わらず如何にもひ弱な印象で3番手、立憲の 酒井乙武 の戦い、なのかな。下馬評でわずかにリードとされる立憲の酒井は、高い好感度で去年の江東区議選でトップと僅差の2位当選、その後江東区長選に挑んでも善戦しているが、たかだか区議1期ちょいの素人だ。かたや乙武は8年前だから忘れられかけてるとは言え不倫騒動では火だるまだった。問題はあのコイケが応援しているからと投票する人も一定数いそうな点。また文春砲が火を吹いて新証言で学歴詐称を追及している。それが事実無根であれば大変な名誉棄損なのに正面から対抗しないのは、法廷で白黒明らかにしたらまずいからに決まっている。カイロ大学首席卒業の首席は100%ウソ、卒業だって相当アヤシイだろう。この人は築地市場の跡地活用での大失言でも、推進派だったはずの神宮外苑再開発でも、風向きが悪いとなると首を引っ込めて嵐が過ぎ去るのを待つ、都民ファーストどころかいつでも自分ファーストだから全く信用できない。

食彩屋 座135がすごいかも

先日触れたように牡丹町の牡丹園で咲き遅れていた黄花が昨日はこんなで、赤花や白花はもう終わっていた。

まだ咲いていない株もあるのだけれど、今年植え付けたもので今年はもう咲かないのかもしれない。

2024.4.26(金)

駿河台下 交差点そばのこのビルの1階の 食彩屋 座135(ザ イサゴ)はいつからあったのだろう。狭い間口のけばけばしい中華屋と見て軽視していたのだが、ふと見ると全品が111円、333円、555円と刺激的な謳い文句で、ランチメニュー各種もまた格安。

そして上を見上げると、もしかして2階も3階も4階もこの店で年中無休の24時間営業のすごい店かも。

さすがにそうではなく2階だけだったがそれでも結構広い。1階は入口と階段だけなのだ。

また全品111円、333円、555円は昨今の物価高で耐えられなかったか、199円、399円、599円に変わってたが、ランチは税別とは言え各種の麺セット、炒めものセットが580円からで、担担麵セットは650円。それで半炒飯、キャベサラ、支那竹、オレンジ、麻婆豆腐とちまちま付いてくる。

 

流石に? 特に美味くは無かったけれど不味くも無かった。

そして卓上に50年ぶりかもの占いマシン。

昭和時代と違って干支ではなく星占いで、何より灰皿ではなく呼び出しボタンだったのが可笑しい。

戦前戦後の東京の風景、にっぽんのお婆ぁちゃん

2024.4.25(木)

神保町シアター が今度は 戦前戦後 東京活写 映画の中で生き続ける失われた東京の風景

そう、古い日本映画を大好きなのは映画そのものもさることながら懐かしい俳優、風景を見るのが楽しいという要素も大きい。中段左の三波春夫も特別出演した 東京五輪音頭 なんか実に楽しかった。その下の小さな写真の 赤頭巾ちゃん気をつけて の有名な場面、銀座東芝ビル(今の東急プラザ)の旭屋書店なんかも懐かしいが、1970年、高校生の頃に大ヒットしたあの映画をまた観たいとはあまり思えない。それなら学習院大学のもう取り壊されたピラミッド校舎などが登場する大島渚の 日本春歌考 かな。

で、第1週に観に行ったのは最上段左端の 喜劇 にっぽんのお婆ぁちゃん、1962年、水木洋子原作・脚本、今井正監督の所謂社会派喜劇。

おとぼけばあさん(北林谷栄)と喧嘩ばあさん(ミヤコ蝶々)が浅草のレコード屋の店頭で橋幸夫のレコードを聴きながら歌って踊って意気投合、二人で街をうろうろしてトラブルにあったり親切なニコニコ女子店員(十朱幸代)やセールスマン(木村功)と親しくなったり、なのだが、実はおとぼけは老人ホームでどら焼きの盗み食いを疑われ、喧嘩は息子(渡辺文雄)とそのヒステリー女房(関千恵子)一家との狭い団地暮らしのストレスでどちらも家出状態、死に場所を求めて吾妻橋の上で車道に飛び出すも死にきれないってちょいブラックなコメディ。

これは主演級スターゼロ(十朱はまだ20歳)の代わりに脇役高齢者オールスターという珍品だった。老人ホームのスタッフ(園長の田村高廣、副園長の小沢昭一、沢村貞子、市原悦子)、まだチョイ役のおまわりさんの渥美清辺りは若いが、ホームの仲間のお上品なあそばせばあさん(東山千栄子)とざあますばあさん(浦辺粂子)、風船ばあさん(飯田蝶子)、大食いばあさん(原泉)、いじわるばあさん(岸輝子)、酔っぱらいじいさん(伴淳三郎)、優等生じいさん(左卜全)、インテリじいさん(渡辺篤)、政治家じいさん(上田吉二郎)、八卦見じいさん(殿山泰司)などまあすごい顔触れだった。三木のり平だってちょこっと出る。

但し、実年齢は案外若かったりする。72歳という設定以上にばあさんに見える北林谷栄はまだ51歳、ミヤコ蝶々なんか42歳でもメイクと演技力でカバーしていた。以前書いたように、本当のばあさんでちゃんと演技できる役者はそうそういなかったから、ばあさん役を得意とする女優が必要だったのだ。

1962年と言えばこちらがまだ小学生で、父方の菩提寺が浅草本願寺の末寺だったから毎年お彼岸に浅草を訪れていたから、猥雑なこの六区だとか鳩だらけだった浅草寺、ニコニコ女子店員が働く焼き鳥の鮒忠など鮮やかに記憶が蘇る。(雷門や仲見世、新仲見世、松屋は然程変わっていない。)

これだから古い日本映画は楽しい。

なお、ミヤコ蝶々は息子の転勤でという設定か、大阪弁だった。でなきゃあ自然な演技ができなかっただろう。

懲りないめとろ庵、今度は春巻そば

2024.4.24(水)

2月にたこ焼きそばを出した めとろ庵 が今度は デラックス春巻そば? 懲りないなあ。

そういうこちらはもっと懲りてない? ついつい試してみちゃったりする。

600円で揚げたての春巻が3本と味玉半分だからかき揚げそばが520円なのと比較したら随分お得かもしれない。

たこ焼きに比べたら違和感も小さかったが、この春巻は冷凍だろうな、中身がなんかとろんとして餃子のあんみたいな? シャキッとした筍はかけらがあったかなって感じだったのがちょい惜しい。

 

その点、ゆで太郎 季節のかき揚げそば はいつもまあまあ。

もう少し高い770円だからそうでなきゃ困るんだけど、今のギッシリ あさり と葱という触れ込みに間違いは無かった。

まあこの値段だからあさりの粒は小さくて、旨味がもう一つだったが、小綺麗な店だったらもっとずっと高く取るところだろう。

月例ウォーキングの南林間で美味しい、朝日屋の桜海老天蕎麦

2024.4.23(火)

南林間 での打上げは当初、Ogさん推薦の蕎麦の名店を想定したが、大人数はちょっと困ると言われたので駅前の 朝日屋 さんへ。

暑かったこの日だからそりゃあビールが美味い。

蕎麦屋のつまみ、板わさ 鴨つくね焼、卵焼きで石川県支援だと 加賀鳶 をくいくいやって、

メニュー以外には何か無いの、と聞いたら 浅蜊の酒蒸し やら 蛍烏賊の酢味噌和え なんかあるじゃないですか。支援するなら同じ石川県でも加賀より能登だろうと 竹葉生酛純米 奥能登 をこれはボトルで頼んじゃう。

それを空けたとこでやっと〆の蕎麦に今度は生の 桜海老天 で 手打ち蕎麦

こんな場所で、しかも代打なのになかなかの店、昼から随分飲んで食ってしまったのだった。

月例ウォーキングはつきみ野で春の花

2024.4.22(月)

土曜は月例ウォーキング、つきみ野 駅にHaさん、Ogさん、Siさん、Hiさん、Maさん、Taさんと7人も集まった。発熱とかでAbさんだけ抜けたのが残念、大丈夫かなぁ。

つきみ野は田園都市線でも終点の中央林間の一つ手前、もう横浜市から外れて大和市だが、辺り一面が新興住宅地。まずは つる舞の里歴史資料館 で五月人形飾りや出土土器などチラ見して町の歴史をちょっと学ぶ。ここらの鶴間という地名は頼朝が鶴が舞うのを見たからとか、いや義経がとか、って伝承があるそうだ。

中央林間駅は小田急江ノ島線だから戦前からの駅だが、田園都市線がつきみ野駅まで延びたのは1976年、中央林間駅までつながったのは1984年で、そう古いことではないから新しい街。

 

続いて さくらの散歩道。もうさくらでもないだろうと思ったら間違いで、八重桜が満開だし、何だこれは? 御衣黄桜ぎょいこうざくら)?

貴族の衣服の萌黄色に近いということでこの名前、緑桜とか黄桜という別名もあるサトザクラの品種の1つだった。開花したばかりの花は淡い緑色、徐々に黄色に変化し、やがて花びらの中心部が赤く染まっていくのが特徴で、かなり赤くなっている花もあった。

 

続いて頼朝の創建という伝承がある 浅間神社、浅間神社と名乗ったのは江戸期に富士信仰が流行った頃からで、実際に富士塚もあったらしいが、大和バイパスを作るために現在地に移転しており消えてしまった。何故か神明造としたのはその頃の流行りかな? 狛犬も新しい平凡なものだった。

そのすぐ先の曹洞宗の 定法寺 はなかなか立派な本堂を構え、

今は 石楠花 が見事だった。

ここからはツツジなど見ながら東京都町田市との境界である 境川 沿いの遊歩道を南に下って、

真言宗の古刹の 観音寺 へ。

境川を離れて今度は 下鶴間ふるさと館

ここは東海道の脇街道であった矢倉沢往還の下鶴間宿で、雑貨商であったという商家を保存していたものだが、古い写真を見ると宿場と言っても大きくはない茅葺の家が固まって建っているだけって風情。参勤交代も通る五街道の宿場とは随分違うものだった。

コースを選定したHaさんが参考にした「北部神社・仏閣めぐりコース」ではここからつきみ野駅に戻るのだが、今回は南林間駅近くで昼食打上げという計画だから、ここから南林間駅に向かった。

続きはまた明日。

イタリア食堂 RICCO 21

2024.4.21(日)

門前仲町1丁目の裏通りでそこそこ成功したイタリアンの マリナーラ がビルの建て直しで同じ1丁目でも永代通りに面した仮店舗に移転、その後2丁目のぐっと人通りが多い、しかも2階建てで広いから相当家賃の高そうな店に移ったが、これが大失敗で残念ながら撤退を余儀なくされた経緯は既に書いた。

その不吉な空き店舗に新しい店が開店したのだが、そもそも店舗設計に問題があったのに気づいたからだろうの一工夫、1階と2階はつながってはいても別業態、1階は 焼き鳥とワインとビストロおでん という不思議なキャッチフレーズの SANBEE 3B で2階がこれはまたイタリアンで イタリア食堂 RICCO -21-。 

1階は夜の店だからまずは2階の RICCO -21- のランチに。横目で見た1階はヘンテコだったテーブル配置を修正していたが、2階は多分そのまんま。1400円前後でパスタを3種にピッツァ2種、加えて2千円弱で肉料理と魚料理、パンとサラダバーはセルフだ。

ピッツァはオーソドックスに マルゲリータ

パスタは 小柱と菜の花のアンチョビパスタ を取った。

この2品は、ピッツァが生地が分厚くもっちりタイプ、生らしいパスタも妙に太めもっちりで、正直なところあまり好みじゃなかった。

なのだが、白身魚のエスカベッシュなんかもあるサラダバーは割りに良かったし、グランドメニューを見ると単品料理は多彩でワインも含めてお手頃値段だから、いずれ夜のちょい飲み、かも。因みに店名の21は、イタリアの20州の郷土料理を学び、楽しみ、新たなイタリアと出会う21番目の州へというなかなか大層な意味があるらしい。

ビストロおでんはどうしよう、微妙。

消えた魔窟、代々木会館

2024.4.20(土)

これは5,6年前に 代々木 駅近くを通りかかった時に見掛けたほとんど廃墟のおんぼろビル。

何なんだろうと帰宅後に調べたら、要は1964年の東京オリンピックの年に道路を拡幅しようとこの辺りの闇市の名残りのバラック店舗群をつぶして権利がある者を入れた雑居ビルの 代々木会館、だから 新橋駅前ビルニュー新橋ビル と似たようなものなのだが、権利関係が入り組んでか管理不在、断然廃墟化の進行が早かったようで、本当にアヤシイ有様、エレベータも動かず九龍城とか魔窟とまで言われていると知った。検索すると探検記みたいな記事だって見つかる。

一方、あの 水谷豊 の出世作、あにきぃと慕うショーケンとのコンビで人気を呼んだ 傷だらけの天使 で二人が住んでいたおんぼろペントハウスがこの屋上にあったそうなのだが、それは1974年のことだからまだ廃墟化はしていなかっただろう。

 (この写真はお借りしました。)

それが実際には上記の写真から間もなく、2019年にとうとう取り壊されたのは知ってたので、鳩森八幡神社 から 明治神宮 に向かう途中に寄り道、

DOCOMOタワー と張り合うって程じゃないけど、見違える程ピカピカになってました。こりゃあしょうがないだろうけど、昭和遺産がまた一つ消えた。

古石場親水公園の牡丹園がそろそろ

2024.4.19(金)

今年も 牡丹町古石場親水公園牡丹園 が華やかになってきた。

名物としてもっとアピールしようと思ったんでしょう、

新しい花壇を作ったり、プランターを並べたりで植付け面積は2倍以上になった感じ。

この新しい花壇はまだ全然の株が多い。そう言えば黄色なんかはまだ見ていない、GW位まで楽しめるのかな。

2ヶ所ある 藤棚 も何故か時期に大きな差があり、今年も東側は満開が近いのに対し、

西側はぐっと遅れている。もしかして何らか意図的に調整しているんだろうか。

河出書房新社のふみくら

テレビCMで矢鱈に金を使っている上、イエ電にもしょっちゅう勧誘が来る貴金属やら何やらの買取り業は相当胡散臭く稼いでるんだろうと思っていたが、1千万の純金の茶碗が180万で買い取られ、すぐ四百数十万で転売? 1千万というお値段は地金価格と大差があるだろうが、それにしても荒っぽい商売。その昔、付き合いで純金積立てなんてのをやってた時はグラム千円見当、あれを換金せずにずっと持っていたならば...。

2024.4.18(木)

国立競技場の南西側に面した7階建ての 河出書房新社ビル

その1階にカフェ、ふみくら があると知って 鳩森八幡神社 を訪れる前に立ち寄った。

ふみくら、って出版社らしいいい名前で店内の風情も良い。

この日のランチメニューは定番のオムレツの他、日替わりの豚肉黄金揚げにスパゲティミートソース、週替わりの 特製ポークカレー。サラダと苺3粒が遅れて来たのでカレーは食べ始めたとこだが、辛口なのに甘みも感じさせる面白い味でいいと思った。角切りの豚肉も人参もじゃが芋もでかいのが特徴。

珈琲付きで1050円なら大満足でしょう。

河出書房新社は5月には神楽坂辺りに移転するとか。1886年に日本橋に設立されたこの老舗出版社は経営が下手だったのか真面目ないい人過ぎたのか、1957年に破綻して「新社」として再建したのに、1967年にはまた会社更生法を申請する有様。それで河出家の同族経営を止めたのかな、以後は なんとなく、クリスタルサラダ記念日 などのベストセラーで順調なようだが、本社所在地は移転に次ぐ移転で、日本橋から神田小川町、東大井、新宿区の住吉町、そして今の千駄ヶ谷から神楽坂へ。出版社は講談社や小学館のように雑誌を多数出さない限りは割りに小所帯で、移転しやすいのかな。

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