楽しい倫敦 おいしい倫敦 

無事帰国しました カメラが無いし、時間も無いのですが、まずは帰国のご挨拶 本格再開はもうちょっと待って下さい なんて言ってる内に2009年8月10日で千回になりました アラビアンナイトを超えた、かな

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とんかつ まるや がこれはなかなか

2024.9.19(木)

三の丸尚蔵館 の前の腹ごしらえは とんかつ まるや、最近大手町ビルやら Otemachi One、パレスサイドビルなど都心部で矢鱈に見掛けるようになったあの店。千円未満でランチできる店がレアなエリアでロースかつ定食800円という看板が目立ちまくるが、これはアイキャッチ狙いで、実はひれかつ定食などの千円超えメニューが主力じゃないかという疑いを持っていた。

訪れたのは中でも家賃が高そうな パレスビル店、大手門のすぐ前、パレスホテルの地下アーケード街に連なる店だ。

180gで1100円という特ロース定食には見向きもせず、800円の ロースかつ定食 を頼んでこれは驚いた。

厚さ1cm近いロース肉は120g位? これがからっと揚がって美味いじゃないか。蜆の赤だしも悪くないこれがこの値段なら門仲でもどこでも人気を呼ぶと思う。この日だって11:10は一番乗りだったが、11時半には満席になっていた。弁当もバカ売れではあったけど、よく経営が成り立ちますなあ。

出店ラッシュという点では共通する門仲にも出現した 鰻の成瀬 はと言うと、楽しい倫敦でくさしたからって訳じゃないだろうが、既に客足ばったりで時間の問題かも。代わりにとんかつ まるやでどうでしょう。

 

写真が寂しいので、最近出番が少ないわんこの近影。

変わらず我儘で元気です。散歩コースは自分で決めたがる。

皇居三の丸尚蔵館の動植綵絵2

2024.9.18(水)

先日訪れた 三の丸尚蔵館 が展示替え、花鳥風月水の情景・月の情景 と題して今度は 伊藤若冲動植綵絵 から 梅花皓月図

ぱっと見地味だし、細密描写って感じでも無いのは「らしくない」けど、寒中に1本かせいぜい2本、凛と佇む梅ではなく、めちゃめちゃ満開なのが若冲「らしい」かも。

もう一つの目玉が 上村松園雪月花、三幅対。何と20年以上かけて完成したという渾身の大作。

今回は蒔絵作品が多数紹介されていた。江戸前期の 近江八景蒔絵棚 なんてのは 石山秋月 など近江八景を各所にあしらった逸品、この他にも超絶技巧を凝らしたって作品がぞろぞろだった。

でもむしろインパクトを感じたのは 秋茄子 と題して群がる狐数匹を描いた昭和初期、西村五雲 の作品。雪月花もそうだが、並大抵のお屋敷の床の間なんかには到底収まらない大作の数々、皇室用ですから。

水曜、金曜は皇居東御苑が休苑だが、三の丸尚蔵館の予約を見せればすいすい入れて、

館内はそこそこの人出だった。

筑豊ラーメンを追い払った? 東煌ラーメン

昨日のピンポンに出てみたらご近所の町内会婦人部のおばちゃま、何と敬老の日の配り物だった。榮太樓の羊羹やら梅ぼ志飴など、うーん、敬老される立場なんて考えておらんかった。

でも町内会の正会員は高齢者だらけ、せめて後期高齢者に絞らんとやったり取ったりばかりで意味ないかも。

2024.9.17(火)

清澄白河 でラーメン屋と言えば、この交差点角の 筑豊ラーメン 山小屋 が目立っていたのだが、2,3年前に撤退して跡地には新しいビルが建った。

でもちょい清洲橋寄りの 東煌ラーメン はずっと続いている。

焼き豚ラーメンとか野菜ラーメン、明太子バターラーメン、炎魔ラーメンと何か無節操な気がして敬遠していたが、並みのらーめんの700円で十分豪華、+100円で満腹メニューだと知って試してみることにした。

しおらーめん、700円でボリューミーな炙りバラ肉チャーシューと味玉半分、海苔、支那竹だからトッピングの追加なんかいらない、そしてたった+100円で ネギチャーシュー飯 は安い。キムチ飯、明太子飯にもできちゃう満腹メニュー。

札幌っぽい麺にこってりスープ(店頭看板にあっさり豚骨スープとあるのは昔のことか)、安くても十分ボリューミーで美味いから流行っていた。ここがあるから山小屋がもたなかったんだろうなと納得。

DINO はパスタもピザも手頃で美味い

総裁選と代表選、候補者は多くても是非この人にってのがいないから困ったもんだ、絶対ダメならいるのに。勢揃い記念写真がまた笑ってしまう。カメラがばしゃばしゃ途切れないからだとは言え、ビデオでは固定した作り笑いが分っちゃって気持ち悪い。

2024.9.16(月)

先日紹介したイタリアンの DINO のランチは週替わりでパスタ、ニョッキ、ピザの3種をドリンク付きで出す。

ニョッキが美味かったからもう一度、今度はパスタを試しに行くと、流石だね、お手頃値段でレベルが高いのが評判になったか、俄然客が増えている。そこでこの日は ボンゴレとムール貝のトマトソース で1200円。実を言うとニョッキの時に続いてこの日もズッキーニを使うとこは気に入らなかったけど、ムール貝とアサリたっぷりだからいいでしょう。

そうするとピザも試してみない訳にいかない。モルタデッラハム にモッツァレラチーズたっぷりの マルゲリータ もいいね、ズッキーニも無し。

これは週末値段で+100円なのかな、1500円だったが、ドリンク付きでこれなら文句はない、平日がサービス値段だと見るべきでしょう。門仲でピザなら  ピッキ が美味いのだが、それはもうちょっと高くつく。

ついでにこれは1年ぶり、昭和の喫茶店、ハヤシヤ

2024.9.15(日)

木瀬部屋 の前の腹ごしらえは清澄通りでちょい手前、去年の5月に行った清澄通りの昭和の喫茶店兼昼飯処、ハヤシヤ へ。

生姜焼きやハンバーグ、前回も食べた オムライス のセットが950円、親子丼やナポリタン、ハムエッグ(!)ならもう少し安い。そしてランチタイムはそこから50円引き。

蒸し鶏を大ぶりに切って混ぜ込んで炒めたチキンライスにふわとろ卵、デミグラソースと言うのは平成風(?)だけど、店内は昭和そのもの。

カウンターでフライパンを振ったり珈琲をドリップしたりのじーさんがまた絵に描いたような昭和の喫茶店マスターで、前頭部が禿げ上がった知的なマスクにきっちりボタンダウンシャツ、いいですねえ。

ここまでは3km近くあるから気安くは行けないのが残念。おまけに清澄通りは南北の通りだから昼どきは一切日陰が無い! 帰路はたまらず大江戸線を利用した。

久々の相撲部屋めぐり 木瀬部屋の5年後

2024.9.14(土)

木瀬部屋 は5年前に訪れている。

新興だけど大きな部屋だったのが5年たって、さらに大きくなったかな。
そもそも師匠の元肥後ノ海の 木瀬親方 以外の部屋付き親方が5年前の元普天王の 稲川親方 に加えて3人も。元皇司の 若藤親方、5年前は現役だった元明瀬山の 井筒親方、元徳勝龍の 千田川親方。関取も6人で変わらない。明瀬山、徳勝龍それに臥牙丸が引退してしまっても、5年前は休場続きで落っこちてた 宇良 が幕内に復帰し、美ノ海金峰山 も入幕、十両に 志摩ノ海英乃海紫電 だ。しかしまあ、親方も含めて横綱、大関こそ皆無ながら個性派揃いの部屋だ。徳勝龍なんか前頭と十両の行ったり来たりと思いきやの幕尻優勝をやらかした。

幕下以下も十数人だからこの自転車の数、部屋付き親方は別宅かもしれないが、関取が当然個室だとするとその他大勢はタコ部屋状態か。

すぐ北側が堅川だから国技館までは2kmも無いのだが、折しも本場所開催中、この木曜日、12:20頃に丁度出勤する(?)志摩ノ海 関が車に乗り込むところに遭遇した。流石は関取、暑いのに浴衣ではなくきちんと羽織まで着込んでいたが、勝負の前でもあり声を掛けたり直にカメラを向けたりは遠慮した。

その時はそこまで分ってなかったが、彼は初日から4連敗中、それがこの日は大奄美に快勝、ちょっといいことしたかも。

甘いもの、千疋屋に嶽きみ

2024.9.13(金)

清澄通りに面した 千疋屋 の物流センターの直売店は少し安くスイーツを売ってるのだが、店頭を通り過ぎる際にふと目に入ったのが3700円が税込み1000円というびっくりもののダンピング。

フルーツショート ロングサイズ がちょっと傾いじゃったという代物だった。どかんと落っことしたりした? 言われなければ分らん。

いったいフルーツが何種? これは大半が連れ合いと長女と孫1号の胃袋に収まったから定かでない。

 

一方、そう言えば 嶽きみ の季節。兄夫婦が40年いた弘前から東京に戻ったので1箱がどんと届くことはなくなったのだが、兄夫婦のところに1箱届くとうちにおこぼれが。

嶽きみはやはり普通じゃない。この前日に偶々フツーのトウモロコシを食べていたが全く別物で糖度18度以上、メロンより甘いってスイートコーンなのだ。

これは1箱届くよりこのおこぼれ位が丁度良い。大慌てで汗水たらして茹でてあちこちに配り回るのは大仕事だった。

フランス大衆食堂ブイヨンは夜もなかなか

2024.9.12(木)

文楽鑑賞教室 の後は 門仲 に舞い戻って、これは夜は初めて、フランス大衆食堂 ブイヨン へ。

1690円の 前菜盛合せ は大変盛り沢山、海老などのカナッペに生ハム、ソーセージ、ウフマヨ、ラぺ、ピクルス、ハーブの使い方がニクイ。ランチした時にもらったドリンクチケットがあったから550円のお手頃値段とは言え、ロゼのスパークリングが2人タダ。

9時の食事のラストオーダー寸前に駆け込んで、慌てて適当にオーダーしたのが少々多過ぎた。

990円の 本日のサラダ が蒸し鶏などでこれほどボリューミーとは思わなかったから、

790円の 挽肉とジャガイモのグラタン までは不要な位だったが、粗挽き牛肉が美味いから完食した。

これでまた帰りには ドリンクチケット をもらっちゃったから

無限連鎖にハマったかも。

2年ぶりの文楽鑑賞教室 伊達娘恋緋鹿子と夏祭浪花鑑

2024.9.11(水)

東京都の広報紙に 都民半額観劇会 っていうのが載っていて、歌舞伎やら何やら使い残しの年賀はがきで時々申し込んでいる。閑な高齢者は多いからなかなか競争率が高いらしくてあまり期待もしていなかったが、初めて当たったのが 文楽鑑賞教室

2年前に江東区のカルチャースクールで行った芸術鑑賞講座は通常の公演の前に教室での講義を聞くものだったが、これは全体が鑑賞教室になっているもの。

 

国立劇場は建替えなので、これは初めての 新国立劇場 の小劇場で、

伊達娘恋緋鹿子夏祭浪花鑑 の二本立てに解説、文楽の魅力 を挟んで6千円のところ3千円+手数料少々、お手頃! 初心者はまずはこの程度から。

二本立てと言っても、伊達娘恋緋鹿子 はたった11分で 火の見櫓の段 を観せるだけ、あの八百屋お七の話の変型で、放火するのではなく、火の見櫓に登って半鐘を叩くことにより(これだって重罪)木戸を開けさせて恋人に彼が探し求めている刀剣を渡そうって一場面だから登場人物はお七だけ。櫓の下であれこれ煩悶した挙句、半鐘を叩くために人形が梯子を登る様が見ものな訳だ。

3人の人形遣いがかぶさっちゃうかと思いきや、梯子に取りついたところで一同が高さ3m程の櫓の中に入って、中から人形を操作するという工夫が斬新。

続いて解説、文楽の魅力 のこの日の夜の部の担当は太夫の 豊竹亘太夫 さんと三味線の 鶴澤清公 さん、

驚いたことにこれは偶々、2年前の講義で講師を務めてくれたお二人だった、26歳で文楽に目覚めて研修生になったという亘太夫さんは江東区砂町の出身でもある。

 

メインは 夏祭浪花鑑 で、これは 釣船三婦内の段 長町裏の段 の二段合計1時間20分ほど、大阪の夏祭の囃子が聞こえてくる夜の事件をたっぷり観せてくれたのだが、今回は大外れで後ろから3列目の席だから人形の表情が分らない。

そして、こちらは旧国立劇場とは違って、元々文楽に使うことを想定していなかったから客席の傾斜が大きく、後ろの席だと手摺りの向こう側、言わば楽屋裏が見えてしまう。普段見えないところが見えちゃうのが面白い面もあるのだけれど、人形が宙に浮いている感じだから、迫真感は損なわれますなあ。ちょっと残念だったかも。

今の新国立劇場は何と歌舞伎でも同じ夏祭浪花鑑を上演するという一捻りしたサービスを実施中。

早いものでもう一周忌

2024.9.10(火)

早いものでもう 従兄の一周忌 だった。

暑い中、久しぶりに長袖Yシャツに黒服、上着なんか着込んで出掛けたが、不思議なもので40年近いサラリーマン生活で身に着けた特技か? 上着を着ている間はあまり汗をかかない(役者が顔に汗をかかない、ってのと同類?)。むしろ脱いで手に持ったりする方が鬱陶しいのだな。

そう言えばお弔い参列が1年前から途絶えているような。流石に気が滅入る近い世代のよく知った者のお弔いが無いのは結構なこと。正確に言うと一人、かつてのバイト仲間で音信が途絶えて生存確認に家まで押しかけること2回を数えたKoさんが亡くなったが、そういう状態なのでずっと遅れてやっと知ることができた次第。多少とも元気な内に無理矢理食事に引っ張り出せたことがせめてもの救いだったか。

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