フレンチにモロッコの香り バル マラケシュ
2013.4.12(金)
昨日書いた通り、ビストロ・アリゴの予約には二度失敗、でもその代わりに先週の金曜は姉妹店を見つけて試すことにしてた。
それが神保町交差点から少し南東側に下ったこのバル マラケシュ。これまたちょっと見はきれいでも元は倉庫かなんかの相当古い木造二階建て。このグループ、夢屋は大分前に紹介したカギロイもそうだが、格安の古い木造建物を補修して活かすのが得意技らしい。
一階はオープンキッチンとカウンター席。
半分は吹抜けとなった二階はテーブル席、よく見ると鉄の梁を渡したり、補強金具を使ったり、ボロっちい分、補強されている。
この店もフレンチなんだが、世界遺産になっているモロッコの古都、マラケシュを名乗るくらいで、ちょっとイスラム、北アフリカの香りを漂わすコンセプト。ワインもフランスやスペインに加えてチュニジア物まである。料理はここも大半が千円未満。
燻製ナッツの香るパテ、いいじゃない。
ポテトはニンニク風味。
ムール貝に使った香料はちょっと好みじゃなかったが、
イカのジュレで口直し、
そしてまたカスレ、ここではソーセージを使わず、大ぶりな鴨肉が使われる。
こちらもコスパは文句無しですね。どっちがいいかと言えば正統派のアリゴが好きですけど。
もう一軒、姉妹店が神田にもある。そこはジビエがウリなんですなあ。行ってみなければいけない。