倫敦で世界の昼飯 その14メキシコ
2007.9.22(土)
久々の世界の昼飯、二回に渡って行ったら店がないという鬼門のメキシカンにやっとありついた。どうもメキシカンは流行りじゃないようで、絶対数も情報も少なく、よくわからないまま比較的便利な店に行ったというのが実態。
レスタースクェアとコベントガーデンの間という割りには地味な通りの、あまり目立たない造りのこれがWAHACA。
入口を入って階段を降りた地下だから様子も判りにくいが、その店内は予想外に広くて明るい。
そしてこの担当ウェイトレス、180cm近く、たぶん100kg級の巨漢だが、底抜けに明るい。メニューを一つオーダーするごとに、うわーそれ最高、とか、お奨めよん、とか盛り上げる。お世辞とわかっていても悪い気はしない。
実はこれは昨日書いたメリー・ポピンズに行く前なのだが、この日は4種類あるストリート・フードの中から3種類を試してみた。なお4種類というのは皮、トルティーヤ(Tortilla)の種類で、それぞれ具が何種類かある。
まずこれはクリスピーなTostadas、いわゆるタコスにサバのフレークや豆をのせたもの。右に見えるのは各テーブルに一本のハバネロ・ソース。でもそれほどの辛さじゃなかったのはここが英国だから?
そしてこれがQuesadillas、普通のコーンではなく小麦粉のトルティーヤをトーストしてチーズ、チョリソを挟んでいる。右に見える2種類のソースも楽しい。
最後にこれが柔らかいトルティーヤに、牛肉、チーズなどをのせたもの。
どれも一皿が£3-4と安くてうまい。もう一つの丸めて揚げたトルティーヤ、Taquitosも含めて満載された二人用のプレートを頼めば割安にもなるし、ビールにもワインにもよく合う。
これだけでは満腹感に欠けるのが弱点だが、今度行ったときはストリート・フードだけじゃなくメインの料理も取ってみよう。いい意味で期待を裏切り、また行く気十分の合格の店であった。
そしてこれは奥さんが今どき珍しい紙マッチと思って店頭から持ち帰ったもの。
唐辛子の種であった。植え方、育て方が丁寧に書いてあります。