倫敦のメリー・ポピンズは閉幕間近
水曜を休んだが、実は連日地中海クルーズ連載している間になんぼか貯金をしているので、少し古い話がぼちぼち出てくる。これは奥さんが明日帰るという日のこと。
2007.9.21(金)
2004年から3年ほど続いていたミュージカル、メリー・ポピンズが1月に閉幕とのことなので、じゃあ見てみようとPrince Edward Theatreに行ってみた。
これはSOHOにあるやや地味めの劇場、あまり場所も良くない。
中はまあ普通ですね、閉幕が決まったせいか客の入りもまずまず。
幕間には洒落たバーで一杯やれるのも倫敦のシアターのうれしいところ。有名な判りやすいストーリーだし、場の転換、構成、歌と踊りともによく練り上げられた印象。フライイングも3回あったし、何より子役が達者なのに感心した。プログラムや駅のポスターの子どもとは違うようだから、子役は複数で回している、それにしちゃあうまいのは底辺の広さか。
但し、実を言うと前半のもたついた部分ではかなり眠かった。鳴り物入りで始まったのに早くも打切り決定のロードオブザリングよりは断然上だろうが、3年で打ち切りというのはまあそこそこ止まりだってこと、素晴らしい、是非あなたも、ってほどではない、かな。20年を超えてるレ・ミゼラブルやオペラ座の怪人は別格。