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倫敦でHELLS ANGELS大爆走

別にネタ切れした訳じゃないのに初めて定休した昨日の朝は、休日の朝の目覚めのようなほっとした気分。やはり毎日更新のプレッシャーがきつかったかな。

2007.9.20(木)

15日、土曜にイングランド銀行の長蛇の列が前に進まないのでどうしようかな、と考えていたならば時ならぬ大爆音。大部分ハーレーの大型バイクの群れが、Thread Needle St.に出現した。

Thread Needle St

これが延々と続き、100台なんてもんじゃない。そして後姿を見ると、ジャンパーの背中にHELLS ANGELS、あのHELLS ANGELSだった。

大爆走

ウィキペディアでチェックすると、これは1948年にカリフォルニアで結成されたグループで、今は22ヶ国に189の支部を持つそうだ。よく見るとジャンパーにはベルリンとかクロアチアとか支部名らしい地名も書いてある。

何だかわからないが、全欧州だか全世界だかのイベントらしい。日本には何とかハーレー会というのがあるが、それは初老のダンディの集まりで大分雰囲気が違う。


HELLS ANGELSがなんで有名かと言うと、なんと言っても1969年のカリフォルニアでのストーンズの野外コンサートの会場警備を請負った際に、観客ともめて一人殺してしまったこと。グループはたんなるバイク・クラブと言っているが、売春や麻薬の密売で資金稼ぎをしているとの噂もある。まあ組織としてそんなことはやっていない、という主張は嘘じゃないかもしれないが、そういうメンバーもいることは否定できないようだ。


どこの国のメンバーも揃ってこんなコワモテの皆さんだから、どうしてもそんな気がしてしまう。
コワモテ

付近にはイングランド銀行ウォッチングの善男善女が多数、そして警備の警官も多数いたからいいけれど、こちらがたった一人だったらカメラを向けるのもちょっとびびる皆さんでした。