シンガポール連載はまだ続くんだけど、
今日はファッションについて。
一番最初にファッションについて母親に頼んだのは七五三だったかな。
赤の着物がイヤで、オレンジの着物に金の帯のにしてもらった。
着付けした時に帯に挟む小さな匂い袋が嬉しくて出して匂い嗅いだりした。
着るものと同時期に興味を持ったのが匂いと音。
秋、キンモクセイでポプリを作り
(ポプリには向かない花だからヘンテコな匂いになったけど笑)
冬も聞けるように鈴虫の音を録音した。
小学生に上がると着るもののコダワリは増えて、
グリーンの靴をおねだりしたり、母のヒールを履いたり、
ブローチをもらったり、コーディネートを先生に褒められたり、
スカートにリボンを縫い付けたりしてた。
インテリア雑誌を読んだり、雑貨を作ったりしていた。
中学生になると、オリーブを読み始め、
ミキモト真珠島のパールに憧れて記事を切り抜いたり、
今はトモズに買収されちゃって
あんまりロマンもないけどアメリカンファーマシーまで
アメリカメイドのヘアブラシを買いに行ったり、
クラブツリー&エベリンの石鹸を引き出しに入れたり、
靴を吉祥寺で買うようになったのもこの頃。
高校生の頃はすごく自己否定が強く、
あまりファッションを見なくなっていた。
でもファッション通信を毎週見て、
カシミアのニットを着たり、ピアス開けたり、
毎週吉祥寺や新宿伊勢丹を巡回したり、
パーマかけたりしだした。
大学生の時、吉祥寺でDKNYやダナキャラン、
バナリパ、Jcrewなどアメリカやフランスのブランドを扱う
小さなセレクトショップに入り浸るようになって、
服のことはここでたくさん教えてもらった。
社会人になって海外通販を覚えて、
ブランドものを使い始めて、
アメリカ行ってアメリカブランドを知りInstyleを読み始め、
イギリス行ってイギリスブランドを覚え
RedをよんでFashionWeekendとかのイベントにも行っていた。
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私は私なりの方法で知覚を広げてきた。
でもいつも
テレビや雑誌で見る憧れの世界のものと
実際自分が毎日使うものは
別の世界のものだって思ってた。
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いつの間にかそこには溝があって
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になってしまっていた。
手に入るわけないって思ってたんだな。
諦めてたことすら自分で知らなかった。
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それが昨日崩れた。
と言う感じ。
AKBの大ファンだったけど
いざ付き合えるとなったらぎこちない
みたいな?
そんなシンガポールのカルチャーショック。