昨日は、全国から集まった住宅・リフォーム業の
経営者の皆さん、100名を前に、私たちの
家づくりについてお話をさせて頂きました。
実際の風景は、撮影禁止ということでしたので
写真はそのリハーサルの様子です。
私はホームメイドのレンガ積みやドライウォールが
如何に面倒で時間や費用が掛かる仕事かということ、
そうして造られた建物は100年以上の耐久性が
あるということ、営業活動は殆どしないということ、
などをお話しました。
何名かの発表が終わり、最後に戦略経営の先生に寸評を
頂いたのですが、「こういう人は、1万人に1人。だから、
万一の人と呼ばれます。言わば、変人です」なんて
言われてしまいました。
まあ、人と同じことをやるのが嫌いな私ですから、
そういう建築を突き詰めれば、儲けうんぬんよりも
生涯の作品として残っていくことが大事になるんでしょうね。
とかくこの世は、マネーのことばかり。
ローコスト住宅を提案するフランチャイズやコンサルが
この世にはたくさんいますが、安く建てれば儲かるなんて話は
私から言わせれば、詐欺みたいなもんです。
要は、安ものは原価がタダみたいなものだから、たくさん
利益が出るってことですよね。
少々利益を削ってもいいものを残していきたい、妥協したくない
という人は、1万人に1人くらいしかいないんでしょうかねぇ。