なぞの転校生最終回! | 人生が変わる歯科治療  ヨコハマヒーリングデンタルのブログ

なぞの転校生最終回!

ヨコハマヒーリングデンタル院長の小泉ですビックリマーク


「文明とは人類とは思っているよりも、もろいものなのだ」


「この世界の人類もいつかこの星から消えることもあろう」


「だからこそ大切にして欲しい、この星を、仲間を、友達を」


なぞの転校生最終回、D8世界から来た王女アスカのセリフが心に響きましたニコニコ


私が中学生の頃夢中になって読んだ眉村卓のSFジュブナイル「なぞの転校生」。

当時はNHK少年ドラマシリーズでドラマ化されたものが、現代版になって岩井俊二の脚本、長澤雅彦監督でテレビドラマで戻ってきました。


1974年のドラマで主演の岩田広一役の高野浩幸氏がなんと今回は広一の父役で登場叫び


高野浩幸といえば、超人バロム1の白鳥健太郎役が有名ですね。

私も当時友達と「えい、やー、バロームクロース」とよくやっていましたにひひ


また高野氏はウルトラセブンの「円盤が来た」の回でも、ペロリンガ星人が変身した少年役で登場し、とても鮮烈な印象を与えたと記憶しています。


話がそれましたが、今回のドラマを拝見し、当時はある種荒唐無稽な空想として楽しんでみていたのですが、40年の歳月を経てみると、これは現実にありうることなのではないだろうかと真面目に考えるようになっていましたひらめき電球


以前古事記の小野善一郎先生が講演のなかで、ブラックホールを発見した物理学者のホーキング博士の話をされ、「文明が過剰なまで発達すると極めて不安定になり、その惑星は瞬時に滅んでしまう」という旨のことをおっしゃっていました。


まさに今の地球は原子力というモノリスを手に入れ、それを制御できない状況に陥っています。

それは取りも直さず、欲望という自我(異心)を制御できなくなった時、人類は滅び去るということにつながるのでしょう。


今回の「なぞの転校生」を見て、そのように感じた方も多かったのではないでしょうか。


一人でも多くの人間が自我という異心を制御できるようになれば、この物語はフィクションとなっていくでしょう。


今回の若い主人公達をみて、高野浩幸世代の私はとても遠い世界に来てしまったような感覚を覚えました。


人間の一生とはかくも短く儚いものですね。


ならば毎日を精一杯楽しく、周りの人達を幸せにできるような生き方をしていきたいと痛切に感じていますニコニコ