まずは、ふもとの西条市にある「石鎚神社口之宮本社」を参拝しました。
こちらは神門です。
神門にあった天狗さんの像です。
この神社には本当に両天狗さんがいて、祝詞を唱えると出てこられます。
2体の天狗さんは石鎚山と神社を行ったり来たりしています。
大天狗さんのほうは特に優しかったです。(山にいる神格の高い大天狗さんとは別の存在です)
神社全体はこんな感じになっています。
山の聖地の「気」が境内に充満していました。
役行者(えんのぎょうじゃ)像もありました。
「石鎚山旧大鎖」とあります。
手すりに使われている鎖は、石鎚山の鎖場(岩が垂直になっているようなところを、固定されている鎖を伝ってよじ登ります)の鎖なのだと思います。
私は絶対に、鎖場を登ることはないと思うので(迂回路があるのです)、ここで鎖をさわらせてもらいました。
正面が本殿で、左側は社務所です。
石鎚山の波動が感じられます。
ここでお話したことや、お願いしたことは、すべて石鎚山にいる神様にちゃんと報告をしているそうです。
セルフでお祓いができる、ありがたい御幣です。
セルフ用の御幣はめったにお目にかかれませんから、ここに参拝する方はラッキーです。
打ち出の小槌も縁起物ですから、さわらせていただくといいです。
翌日、石鎚山に登りました。
このロープウェイで標高1,300メートルまで行くことができます。
ロープウェイの駅から「成就社」までは、徒歩20分程度です。
11月下旬に行ったのですが……雪が……。
ひ~え~!
こんなに積もっていて大丈夫か……と思いつつ、歩いて行くと……。
成就社の境内に雪はありませんでした。
正面に見えるのが、本殿です。
本殿の中は普通の神社とはちょっと違っていました。
こちらは「見返り遥拝殿」です。
ガラス越しに石鎚山山頂を遥拝できます。
ここにも役行者像がありました。
神門です。
登山口となっています。
神門を入ってすぐは、このような山道で最初は下って行きます。
登って行くにつれて、雪が……。
石鎚山の登山道は木で組んだ階段が多かったです。
霧氷です。
木の枝に氷が数センチ幅でくっついています。
白い花が満開のように見えて、とってもキレイでした。
上に見える木々は美しいのですが、階段が~。
あっ、誰か、すべって手をついています。
ズルッとすべった足跡や、手をついた跡が他にもありました。
うわぁ!
つららが……。
「試しの鎖」です。(石鎚山には試しの鎖、一の鎖、二の鎖、三の鎖、があります)
当然、迂回です。
おばさんの私には鎖場は高度すぎて無理です。
「は~い」と素直に、この案内板に返事をして、従おうとしたら……
こ……ここを降りて行くのか…… ( ̄ー ̄;
つるりんちょ、とすべって尻もちをつきそうな角度です。(大丈夫でした)
霧氷の美しさに心が癒されます。
これは神様からの歓迎プレゼントでした。
「前社ヶ森」です。
頂上までの行程の、約5分の3の地点です。
半分を過ぎていましたが、用心のため、ここで引き返しました。
山頂まで行くのであれば、大天狗さんが守ってくれるという話だったのですが、ビビりんぼなのでご遠慮しました。
なんと美しい景色なのでしょうか!
自然の中には、このような「美」の世界があったのですね。
さて、下山です。
すべりそう、転びそう、という危ない雪道ですが、奇跡的に安全に下りることができました。
大天狗さんのおかげです。
こちらはロープウェイの駅の内部です。
霧氷が風でパラパラと舞い落ちる様子を撮りました。
こちらは雪道を下りるところをちょっと……どんな感じなのか、撮ってみました~。
石鎚山の大天狗さんは神格が高くて、力もものすご~く強い、スーパー大天狗という感じです。
なのに、とっても気さくで親切で、面倒見が良く、超優しいです。
神様も癒し系です。