男女の出逢い(出会い)のきっかけとなるパーティを運営しているワタシ。
「今度、サクラで参加させてよ!」と、よく言われる。
このような事を言う人のほとんどは、
そのセリフを言う時かなり上機嫌であるという事。
いわゆる“ウハウハ”である。
ワタシの冷ややかな反応に、その浮かれ顔のまま、3秒間静止する。
ワタシはその間、無表情でアホ面浮かれ顔がなくなるのを待つ。
相手の頬がゆっくり降りる頃、
「サクラで参加とは、どのような状態でしょうか?」
と尋ねる。
これは、意地悪ではなく、本当に意味している事がわからないから聞くのだ。
出逢いの席において、姿を現している以上
どう“サクラ”なのだろう。
1つわかるのは、当パーティでは“独身者”が登録資格なので
“既婚者”をワタシが知っていて参加させたとなれば
“サクラ”という事になる。
それ以外に“サクラ”の状態が思い当たらない。
ワタシの問いに対して、“サクラ”を望む人から返ってくる反応も
いつもほとんど同じ。
「いやぁ~、ん?う~ん。え~と。そういう意味じゃなくて。よかったら呼んでってこと。」
だ。
「そういう意味じゃなくて?」ってなんだ?おい!
こちらが「どういう状態ですか?」って聞いているのに。
「よかったら呼んで・・・」ってなんだ?おい!
今度は「よかったら」の意味がわからない。
普通に登録して参加して下さい。面倒クサイ。
アホそのような人達がよく言うことがある。
ワタシが仕事のことを話していると、
「っていうかさぁ、自分(ワタシ)も結婚したほうがいいんじゃないの?アハハハハ!!」
うわぁ・・・バカ丸出し。
と、いう訳で当パーティでは、主宰のワタシがこういう人間なので
パーティに“サクラ”は参加しません。
させません。させるもんか!
安心して、参加していただけます。
メンバーに、「変な人がいたらマリアさんが、変な人にしっかり言ってくれるから、いつも安心です。」
と言われます。
まぁ、それがプライベートでは裏目に出ちゃってるんですけれど。
自称「グレーゾーンがキライな女」、マリアです。