【卒業試験】「卒業試験」受けてきました(2) | 『鈴太のノート』慶應通信を卒業した日記(経済学部編)

『鈴太のノート』慶應通信を卒業した日記(経済学部編)

慶應通信経済学部 68期秋組
2014年10月学士入学 2017年3月卒業(在籍期間2年半)

「卒業試験」開始予定時刻20分前に、

私は事務局窓口に到着しました。

 

書類には15分前に集合とありましたので、

予定の時刻までは5分ほどの余裕がありました。

 

5分ほど待ってから受付をしようと、

私は事務局窓口の前にある椅子に腰かけました。

 

椅子に座って間もなく、事務局の方から

「お待たせしてすみません。お待ちの方どうぞ。」

と声をかけていただきました。

 

事務局の方に卒試を受ける旨、

それと氏名を告げましたら、

1通の封筒を手渡されました。

 

卒試終了後は卒論指導ノート、

及び卒論の返却の有無を報告する為、

事務局に戻ってくるということ、

 

それと試験会場についての説明を受けました。

 

試験会場の説明によりますと、

先生が迎えに来てくれるので、

それまで研究室棟の入り口にあるソファーで待っているように、

とのことでした。

 

 

一通りの説明を受けて、

いよいよ研究室棟に向かいます。

 

研究室棟に入りましたら、

事務局の方の指示通り、ソファに座って先生を待ちました。

 

ソファには私以外にも何人か、

事務局から預かった同じ封筒を持っている方がいらっしゃいました。

 

そして予定時刻となり、

自ら席を立って移動される方、

あるいは先生と思しき方が迎えに来られ、

ソファ近くで挨拶されている方等がいらっしゃいました。

 

卒試開始予定時刻から5分経過。

 

(・・・。あれ?確かにここで待ってるように、と言われたよな?)(汗

 

5分ほど経っても先生がいらっしゃらなかったので、

少々不安になりつつも、

持参した説明資料を眺めながら、

そのまま先生を待っていました。

 

そして間もなく、先生が迎えにいらっしゃいました。

 

軽く挨拶をした後、私は先生の後ろについて、

卒業試験が行われる部屋に移動しました。

 

卒試では指導担当の先生が主査となります。

 

そして、部屋に入りましたら、

主査の先生から早速、副査の先生を紹介して頂きました。

 

副査は計量経済学の先生のようでした。(帰宅後確認

 

いよいよ「卒業試験」開始です。

 

席に座ると同時に、主査から、

「では、卒業試験を始めます。

時間は30分~1時間程度を予定しています。

まずは副査の先生に10分~15分程度で

卒論の説明をしてください。」

と告げられました。

 

気持ちの準備もできないまま、

早速、卒論について説明開始です。

 

持参した資料を主査、副査の先生に手渡し、

「今日は宜しくお願いします。

では、卒論について説明をさせて頂きます」

と述べ、資料に沿って説明を始めました。

 

途中、副査の表情を気にしながら、

それと同時に腕時計をチラ見しつつ、

卒論の説明を進めて行きます。

 

「・・・以上で説明は終わりになります。」

 

後半は少し早口になりながらも、

当初の制限、15分ほどで説明を終えることができました。

 

主査「では、副査から何か質問をお願いします。」

 

卒論の説明が終わり次第、

副査からの質問タイムとなりました。

 

そして、そこで2,3の質問を受けたのですが、

緊張感から「頭が回りません」(泣

 

思考停止のまま口が勝手に動くのですが、

明らかに的を外した回答をしていたようでした。

 

副査の先生も「ん?」といった表情・・・。( ̄д ̄;)

 

そうなりますと、

ますますパニックになっていきます・・・orz

 

全然、ダメダメだー!(T-T

 

と内心、半泣きになりながらも、

副査からの質問は何とか終了。

 

これでようやく「卒業論文審査」が終わった、、、

と思った次の瞬間、まさかの出来事が。

 

 

主査「では、私からも質問を」

 

・・・え?(´・ω・`)

 

いや!卒業論文審査って、

副査からの質問だけじゃないんですか!?(汗

 

ってか、主査からも質問されるものなんですか???(;´Д`)

 

そして、主査からの質問も

全く想定していなかった内容でした・・・orz

 

もはや、自分が何をしゃべっているのかすら分かりません(遠い目

 

そして、主査は首をかしげつつ、

「では、これで卒業試験を終了します。お疲れ様でした。」

と、卒業試験の終了が告げられました。

 

あれ?もう終わり???

 

テキストとか読んできたんですけど、

卒論以外の質問とかは無い感じですか???(汗

 

というか、

「これまでに印象に残った科目は何ですか?」とか、

「慶應通信の中で大変なことは何でしたか?」とか、

「卒業後のご予定は決まってるんですか?」とか、

そういった雑談的な質問とかは無い感じです?(;´Д`)

(なんて答えようか、イメトレもしてたんですが)←

 

「・・・はい、今日はありがとうございました。」(消えそうな声

 

主査「では、これは大事な卒論ですのでお返しします」

 

私は「はい・・・」と答えつつ、卒論を受け取りました。

 

そして私が席を立とうとしたタイミングで、

 

主査「そういえば、何か渡す封筒を貰っていませんか?」

 

(;´Д`)

 

そうです。

 

私は事務局から預かった封筒を

それまで先生に渡していなかったのです・・・(白目

 

危うく、そのまま持って帰るところでした。。。

まさか、卒試が終わってから渡すことになるとは・・・。

 

慌てて、手元にあった封筒を先生に渡しましたら、

 

主査「ああ、これは後で読んでおきますから、

もう終了でいいですよ。今日はお疲れ様でした。」

 

と言われましたので、そのまま挨拶をして、

逃げ出すようにして部屋を出ました。

 

部屋を出て腕時計を確認しましたら、

試験開始から45分ほどが経過していたようです。

 

そして、その足で事務局窓口に寄り、

卒論と卒論指導ノートを受け取った旨を伝えて、

卒業試験の一連は終わりました。

 

事務局の建物を出て、

私はキャンパス内の自販機で

缶コーヒーを1本買いました。

 

そして、缶コーヒーを飲みつつ、

晴れ渡った冬空を見上げながら、こう思うのでした。

 

「先生・・・。卒業論文審査しかやってないっす。(´ー`)」(おぃ

(総合面接諮問ぇ・・・)

 

そこには「やり切った」という満足感や達成感などは一切なく、

「本当にこれで卒業できるんだろうか?」

「先生!信じてますよ!(;´Д`)」

という不安しかありませんでした。(号泣

 

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