シェアの時代？

今やエアビーアンドビーやウーバーといった海外の会社が、いわゆる民泊促進として自宅をホテルのように貸すことを斡旋するビジネス、また自家用車をタクシーのように時間貸しするようなビジネスが日本でも登場してきました。

日本ではホテルがインバウンドの増加で客室需要が供給に追いつかず、ホテル建設ラッシュになっていますが、それに併走するように規制緩和されて、それこそ自宅や遊休一軒家（京都などでは町家や古民家など）を宿のように貸し出しが出来るようになってきています。

そんな中でさらに先進なのが、イタリア・・・・とうとうここまで！！と思いましたが、自宅が飲食店になる！！って話・・・・

料理に自信のある「自称・シェフ」が、友人を招く・・・のでなく、それに共感する人を招く・・・そんなビジネスです。

これはある意味「合コンビジネス」みたいなものです・・・合コンは男女の出会い（のニーズ）ですが、これはいわゆる「食の趣味」でつながるコミュニティみたいなものです。

これが広がるようなことがあると、もはや「外食産業」がさらに衰退してしまうかもしれませんね。

そういった意味でも、これから「外食産業」に必要なことは、料理の味だけでなく「その店に行きたくなる理由」がどれだけストーリをもって構築できるか！！ってところが大変重要になるのだと思いますね。