みなさんこんにちは。

ホリスティッククリニック横浜、院長のいのひろです。

 

今回は6組の方にご参加いただきました!!

院内座談会としては丁度いい人数ですニコ

 

いつもお一人ずつ自己紹介を頂きながら、一人ずつ質問を投げかけてもらっていたのですが、殆どの方が予防接種にご不安、疑問がおありなようだったので・・・

主に予防接種に対する質問にお答えする形式の座談会となりました。

 

今後は予防接種についての座談会にした方が良いのかもしれませんねほっこり

 

牛乳・乳製品、卵、砂糖についてお子さんの食事アレルギーに関わるご質問も受けたのですが中途半端なお答えしかできなくて質問いただいた方には申し訳なかったですあせる

 

予防接種の話だけでなく、昨今の医療情報について全く正反対の意見が対立しあっているような気がします。

どちらかの一方の考えを受け入れている方は、対立する意見を一顧だにしません。

それどころか自分が正しく相手が間違っていると、自分とは違う考えの立場を理解しようとしません

 

そういう相反するサイドの人同士が向き合っても水掛け論にしかならないでしょう。

はっきり言って不毛な対立です。

 

でも、その間で「全く正反対の意見のどちらが正しいの?」と困っている人が沢山おられることを忘れてはなりません。

 

実際私のところに相談に来られる親御さんは、相反する意見のはざまで悩まれている方が大変多いと感じています。

いや、むしろそういう悩みがあるからこそ私たちのクリニックを見つけてくださったのかもしれませんね音譜

 

予防接種に関しては、今いろんな方がセミナーをされたり啓蒙されたりしていますが、もう私の中では議論は終わっています。なので、他の方々がされているようなお話は致しません。

知識・情報なら探せばいくらでも得られますから。

むしろ、知識・情報で不安になっている方に、「考え方」をお伝えするのが私の役目だと考えています。それは予防接種に限らず他の医療相談の時も共通する私のスタンスです。ほっこり

 

今回ご参加いただいた方から頂いたアンケートから一部抜粋して以下にご紹介いたします。

 

いくつかの病院を回りつつ先生のお話や対応を見聞きして不安が増す一方でした。

今回の先生のお話は、予防接種のことを完全に“No”と言うような極端な考えではなく、

必要・不必要をお母さんがじっくり考えることをサポートして下さるという考えでいらっしゃるのだと思い、私としてはとても気持ちがすっきりしました。

 

普段お医者様のお話をこれほどじっくり聞ける機会がなくて、しかも本音で語ってくれてありがたかった。

 

状況に応じて選択していくことが親の責任だとわかった。(中略)子どもに関わる仕事をしている人はもっと色んなことを知って、打たないと選択した親子を応援してほしいと思います。

 

予防接種に関して、悩んで全て打っていたのですが、しっかり子どもの様子をみて今後の判断をしていきたいです。

 

 

2年前に一度ワクチンについてこのようなブログを書いたことがあります。

今日のお話を補足する内容も含まれています。

良かったらご覧ください。

 

ワクチンの不安に寄り添える医療

http://ameblo.jp/holistic88/entry-12077669775.html

 

これからも座談会は続けてまいりますので、参加ご希望の方はブログやHP、FBでの情報のフォローをお願いいたします。

       

 

追伸

今回予防接種の話が中心となり、お答えできなかった質問をアンケート用紙にお書きくださいと申し上げました。2つほど質問がありましたので簡単にお答えしますね。

 

Q. 醤油は小麦を使用していますが、和食中心を奨めておられるので、特に除去しなくてもいいのでしょうか?逆に何歳何か月から勧められていますか?

 

A. 確かに醤油に小麦が含まれていますが、私はあまり気にしなくても良いかと思います。

本物の醤油は大豆と小麦を原料にしていますが、アミノ酸にまで分解されているのでアレルギー反応を起こすことは殆どないと言われています。

少しずつ味付けで使う分には厳密に何歳からということはあまりありません。沢山使うのは塩分も多くなりますからご注意ください。お子さんは味付けよりも素材の歯触り、素材そのものの味を体験することが大切です。

 

母乳やミルクから離乳食を食べ始めたお子さん(の体)にとっては、すべてが初体験ビックリマーク

体もちょっぴりびっくりすることもあります。多少何か発疹が出たように見えても、機嫌よくモグモグ食べていたら「アレルギーかも」とあまり気にしすぎない方が良いのではないでしょうか。

本当のアレルギーでは、不機嫌になったり、吐いたり、下痢をしたり、ゼイゼイしたり明らかに辛くなる症状があるはずです。機嫌が良ければあまり気にしないことも大切です。それでも気になるようなら私やかかりつけの小児科の先生にご相談ください✨

 

Q. 先生は血圧がいくつ位になったら、通院・内服加療を奨めますか?(今回のテーマとは外れますが考え方は予防接種と同じなのでお答えします

 

A. 一般的に診察室で140/90mmHg以上を高血圧としますが、白衣高血圧もあるため

まずは自宅での血圧を測ってもらった上での判断となります。ガイドラインは絶対従うべきものではないので、数字だけで判断して薬を強制すべきではありません。「年齢とともに血圧が上がるのは自然だから、薬は不要!」という人もいますが、前提として健康で栄養状態も良くしなやかな血管であることが必要です。そういう方なら血圧が多少高くても良いでしょう。そうでない方は、高い血圧で血管が破けることもあるかもしれません。

また、血圧は高くないように見えても腎臓の機能が予想以上に悪い場合は、血圧を下げるより、腎臓を守る目的である種の高血圧の薬が必要になる場合もあります。(そういう方が時々おられます)

 

そもそも血圧の薬は、血圧を下げるのが目的ではなく、血圧を下げることで臓器の負担を軽減するためのものです。予防接種と同じで、患者さんが薬を飲むことに同意しなければ、メリットデメリットをお話ししたうえで、その人に合わせた対応をすることもあり得ることです。

少なくとも数字だけで薬を処方するかどうかを判断はしていません。

 

 

以上となりますニコ

 

これからも、知識伝達よりも安心感を持ってもらえるようなお話を心がけてまいります。

もし今回参加された方でお知り合いの方がお困りでしたら、当院の座談会のことをお伝えくださいねほっこり

 

 

~あなたの病気の見えないプロセスをみつめる医療を実践します~

 

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