先日来院された患者Aさん。
体のあちこちに不調を抱えている
不眠もある
首のヘルニアや脊柱管狭窄症もある、、、
Aさんはかみ合わせの悪さやそれに伴う顎のずれが様々な不調やゆがみの原因であると考えて来院された。
さ~てホリスティック歯科では「本当にそうなのかな?」と疑うところから出発する。
ヘルニアあるのは事実だろう。
脊柱管が狭窄しているというのも画像診断ではっきりしているのだろう。
顎がずれているというのも間違いないようだ。
あごがずれれば体がゆがむというのもたいていは間違いない。
だだそれらの問題とAさんの不調が関係あるかどうかは別に判断せねばなりません。
というのはそれらの目に見える問題とAさんの不調の関係があるとは限らないからです。
場合によっては
ヘルニアや脊柱管の狭窄や体の歪みなどの構造的な問題はその人の不調と
まったく関係無いこともあるのです。
ヘルニアがその人の不調とまったく関係ないのに手術などしたらまずいでしょう。
歯のかみ合わせがその不調と関係ないのに矯正治療やかみ合わせ治療などは不要でしょう。
低血糖自体がその人のその不調と関係なければ低血糖の治療は優先順位が高いとは思えません。
骨盤の歪みがその人の不調と関係なければその歪みを治療する必要性はどこにあるのでしょう?
脳脊髄液の圧力が低下していたとしてもそれがその人の不調と関係無い場合もあるのです。
目に見えている状態はそれはそれで現実かもしれませんがそれと不調を安易に結び付けていませんか?
例えば体の歪み、、、
歪んでいてなんで悪いのでしょう?歪んだ状態でバランスが取れていて全体性の調和が良ければ何の問題もない場合も多々あるのです。かえって一部分の歪みをリリースしたら全体のバランスと調和が崩れて不調が増大することもあるのです。
大切なのは何がその不調の原因なのか?という状態と現象の関係性の問題です。
不調という現象と、何かの問題点という状態の関係を明らかにするのが重要なことです。
さてAさんの不調の原因は何だったのでしょう?
それはヘルニアでも無く、かみ合わせでもなく、骨格の歪みでも無く、低血糖でも無かったのです。
大きな問題が二つありました。
一つは 水銀アマルガムの歯の詰め物による水銀中毒
もう一つは口の中の異種金属間に流れる微小電流(ガルバニー電流)でした。
その二つがAさんの不調と深い関係があったのです。
どうやって解ったかって?
それはAさん自身の身体をセンサーにして調べました。
その技術を「フィシオエナジェティック」といいます。
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