かなりまじめなお話 | 代替医療師Vanillaのブログ

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健康でいるのも、きれいでいるのもあきらめたくない! シンガポールにて、日々精進。

早速ですが、


「代替医療師」と、いう言葉になじみのない方は多いと思います。

「代替医療」(だいたいいりょう)に関しては、みなさんも

街でも聞くことがあるのかなぁ??




さて、普段はアメブロでは日常の普通のことしか書かない
つもりなのですが、

もっと体のことや健康のことを
聞いてみたいなぁ、という方もいらっしゃるので


年始にあたり、日々やっている仕事のことを

お話しますね。



「代替医療」には、いろいろな意味があり

いわゆる主流である 

西洋医学(皆さんが通常行く病院や医院で

行われている医療)をサポートするもの、

としての定義だったり
もしくは、西洋医学を利用せず、その替わり


としての医療の定義だったり。
その言葉を使う人によって、


いろいろと概念も定義も違います。

正直言うと、私のやっていることを初対面で


理解してもらえることはまずありません。

「ホメオパシー」 と伝えて、
「あぁ、あのフィトセラピーの一つでしょう?
そうよね、アロマセラピーはもう古いしね。」と、

言われたことがあります。

そういう方に限って、ご自分では結構「健康オタク」で
いろいろ勉強していて「知っている」、


と思いこんでいる方が多いので(涙)
「まぁ、そんなものですねぇ・・」と、


つい言葉をにごしてしまうのです。



でないと、そこで、


2時間の講義がはじまってしまうのですからあせる

ちなみに、フィトセラピーとは、


大義で植物療法のことを指しますので、アロマセラピーはどちらかというと
この中に集約することも可能ですが、

ホメオパシーは
そもそも「レメディー」という、


ラクトースの粒やアルコールに、
世界に存在する万物各々から
そのエネルギーを転写したものを利用するのですから
植物だけの療法ではありません・・・・


「自然療法」の言葉の意味を
大きく履き違えている人が多いのが
悲しい実態です。

でも
ここで大事なのは、


それぞれの療法や医療の真意を「知ること」

 だと思うのです。


簡単に説明すると

西洋医学をある直線の一番右側に位置させてください。
西洋医学は「対症療法」といい、たとえば
痛みがあれば
それを瞬時に消しさる(真意では消えていないのですが・・・)
ことに得意な医療です。もし、免疫がまだしっかり機能


している場合には、痛みが戻ってくることがほとんどです・・・。

ここに痛みに対する免疫の発動はありません。


中医学、ハーブ医学、鍼灸、カイロ、アロマセラピーなど
身近によくある いわゆる「代替医療」らは、
この直線の右側にいる 西洋医学の地点から
半分まで行かないまでの4割くらい左に寄ったところに位置させてください。

これらは、前記の
痛み3割から5割くらいを軽減してくれます。
何度か通うことで、自分の免疫力と治癒能力に
たより治癒させていきます。
(真意でも消えていく、でも時間はかかる)


ホメオパシーはこの西洋医学の対極に位置します。
つまり直線の一番左側。
ホメオパシーは「同種療法」といい、


前期の痛みの原因となっているものに
一番近い似たもののエネルギーを利用して



体の免疫そのもので痛みと対峙します。

急性の疾患であれば、レメディの選択さえ合っていれば
痛みは消えます。真の意味でも治癒します。


ホメオパシー自体の理解に関しては、


非常にややこしいので
簡単にここでお伝えできないのが残念ですが、
また機会をみて


ぜひ知っていただきたい療法です。

私のスクールはシンガポールなので・・・叫び


 ごめんなさい。


知らないことを否定するのは、とても簡単です。

知らないことには、驚異がありますし、

知らないことには、不安があります。


でも知らなければ損をすることが、


世の中にはとても
多い気がするのです・・・・・。


「知らないでいたい」と、選択するのも自由。
でも、私はできるだけ多くの人に
「知った」上で、「選択」してほしいと願います。


なぜか??

「多くの選択肢がある」、と

最初から知っていればその時に、その症状に最適の治療法を

選ぶことができ、

体に必要以上の負担をかけることなく、
治癒に近づくことができるからです。



また、「選択した自分」を意識することで



その結果は自分の行動の責任である、という



自分の体、健康に対する自己管理に関する意識を


高めることもできるのです。


同じ自然療法家のような方のなかにも、
たまに悲しいコメントをされる方もいます。

たとえば、中医学の権威で、鍼灸にも精通している方が
ホメオパシーという医療を


まったく知らない状態で



「あぁ、あの排毒とか、排出とかいってとんでもない療法でしょう?
あんなのやる奴がいるから、あなたみたいな患者が出るんだよねぇ」

せっかく素晴らしい医療を実践していらっしゃるのに
知らない療法のことをなぜこきおろせるのでしょう?

それは、中医学でないと意味がないと、確信しているから?


もちろん、その患者には通ってもらわないと困るし??


知らない分野のことを説明できない自分が恥ずかしいので、
こきおろしておけば患者はそれ以上追及しないから?

ホメオパシーのことを、しっかり勉強して、いい面も悪い面も
知っていれば、このようなコメントはでないはずです。

どんな治療法も、一長一短で、すべてに万能の療法は

残念ながら無いと思います。

治療家に一番大事なのは

患者がよくなること、であり、その症状が治癒すること。


であると、私は信じているので、
結果的には、何を利用してもいいのだと思うのです・・・。

でも、そのためには多くの療法に関する
できるだけ詳しい知識、技術、情報と、そのすべてにおいて
プロでなくてはなりませんショック!



ひとりでは無理ですよね・・・。

私は中医学も祖父のおかげでかなり勉強いたしました
西洋医学に関しては、常々心がけてアップデート。

もちろん生まれたときから病院の中で

薬と医師と看護婦と患者のやりとりを
見て育ったこともかなり役に立っております。




ハーブ医学、アロマセラピー、ホメオパシーに関しては

資格をとり、この20年強実践しておりますが、もちろん全ての分野での尊敬する師たち
には到底追いついておりませんあせる


つまり、この患者にはこの医療が必要だな、と
見極めることはできるのですが、そのあとも自分で
抱え込むのには、実は限界があります。

一人で診れる患者の人数は、苦しんでいる人数に
比較すると、本当にばかばかしいほど少ないのですパンチ!


多くの治療家が情報交換をして、やはり助け合っていかなければ
いい治療はできないのではないかなぁ・・と思います。

また、もうひとつ、徹底的に必要なのは

患者自身が自分の体をよく理解していることです。


体の仕組み、生理的機能の基本を

理解して、体がどう働いているのかを分かっていること。


これはとても大事なことです。

痛みがどうして起こっているのだろう?

と、考えたことはありますか?


ただ「転んだから、痛い」、という


どうした、ではありませんよ爆弾


 

すべての病には必ず原因があります。
原因がなくして症状はありません。

つまり、原因を消去させなければ、
真の治癒はないのです。

ある医学 ある療法で 原因がわからないと 言われたら
ほかの療法での視点から 症状をみることです

答えは 必ず見つかります

すごく、長くなっていますが
そうなのです・・・この手の話を始めると、


まったく止まらないガーン
私の授業と一緒で、つい延長、延長なのです・・・。あせるあせる

ごめんなさい~。

ここまで読んでもらった方、ありがとうございます。
でも、本当はまだ足りない~っ!

シンガポールにお住まいの方は


ぜひクラスに来てねドキドキ



どうぞ、気軽にメッセくださいねニコニコ