イアオ渓谷

マウイ島の代表的な風景のひとつがイアオ渓谷です。

ここへはワイルクの街から細い道を上がっていきます。

渓谷の途中に駐車場があり、ここからイアオ渓谷の代名詞「イアオ・ニードル」を見ることができます。

この渓谷はカメハメハ大王がハワイ諸島を統一する前に、マウイ島を征服するために、当時のマウイ島を治めていたカヘキリ王の軍と戦いを繰り広げた場所でもあります。

その説明もあります。

この説明に書かれた「Kepaniai」とは「水を堰き止める」という意味のハワイ語。これは戦士たちの屍体で、ここを流れる川が堰き止められたという言い伝えによります。

渓谷の奥のほうはこのような眺め。

このあたりは「パワー・スポット」であるといわれているのですが、鬱蒼とした原生林を見ると、まさにそのように思えます。

この階段を上がると、イアオ・ニードルを間近に見ることができます。

急でもないし、長いわけでもないのですが、私はのぼるのは止めておきました（笑）。

谷間を見下ろします。

この下流が、ワイルク、そしてワイルクの隣の街が空港のあるカフルイになります。

イアオ渓谷に行ったのは、実は二十年ぶりなのですが、まだ当時の風景がほとんど残っていたのには、ちょっと安心しました。