友からの手紙 | アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症のなれのはて

アルコール依存症で何年もまったく交流のなかった独身、一人暮らしの 弟が脳出血で倒れ、高次脳機能障害を発症しました。

昨年末、古い友人から年賀状欠礼のはがきを受け取りました。
お母様が亡くなられたと。

彼女は私が20代の頃働いていた会社の仲の良かった友人で、同じ部署で働いていたので、仕事でもプライベートでも一緒の時間を過ごしました。
当時から彼女のお母様は難病を患っており、長女である彼女は、母親思いの親孝行娘でした。

最近ではあまり会うこともなく、年賀状で挨拶を交わすだけの付き合いでしたが、数年前に再会した時は、若い頃と全く同じ感覚で会うことができました。

彼女にお悔やみのお花を送ったところ、後日彼女からお礼の手紙を受け取りました。
「.....入院はせず、自宅で私、弟、妹の3人で看取りました。穏やかに眠るようにすっと息を引き取りました。最後には、笑顔まで残して...」

私は普段あまり人と自分を比べたりしないし、人を羨んだりもないほうなのですが、この手紙にはやられました。
心の底から羨ましいと思いました。


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