私は、東洋はり医学会というはりの学術団体に所属しています。もう30年
以上になります。
この会では、毎年の夏、夏期講習会を開催しています。経絡大学技術講座と、
指導者研修会を交代で行っています。昨年は経絡大、今年は指導者研修会です。
7月27 28日開催。
前回のリハーサルの話でも書きました様に、今回の私の役割は、班のまとめ役
「班長」ですので、研修が上手く進むように進めていくということでした。
全国から指導的立場にある人の参加ですので、力量も近いものがあるため、
進行は思った以上に、スムーズでした。
研修会では、何時も感じることですが、最低一つは、何か気づきを得て
帰ろうと思っています。
講師の時にも、受講者である時もそれは同じです。それぞれの立場で得るものは
ぜったいにあると思っています。
今回も、いくつか得るものは有りました。
しかし、不思議ですよね。やっていることは、毎回のように似たような
ことなのですが、得られるものがあるということは、まだまだだということ
でしょう。
鍼灸は、私にとっては、ライフワークです。
究極的には、毎回行う本治法、つまりは、脉を診て手足に行うわずか
数本の針のみで、驚くほどの効果を出すことのできる技術を修得する。
バカな話と思われるかもしれませんが、そんなはりができるようにならないかと
本気で考えているのです。
それが実現できたら、短時間で治療ができるので、もっともっと多くの病気で
困っている患者さんを助けることができる。
目指せ!! 鍼灸の達人
ですな。あはははは、