今朝の朝ドラで
「歳をとったら丸くなるものだと思っていたのに…」
というセリフがあって
思わず、笑ってしまった
私も
「歳をとったら丸くなる」「丸くなるべきだ」
「丸くならなければならない」
と思っていたクチです
どこで刷り込まれたものなのか
ずいぶん長い間信じていた
いつの頃だろうか
丸くならない人もいるみたいだと
認識を改めたのは
「性格の先鋭化」
というらしい
この言葉を知ってから
年寄りのわがまま ←そう見える
が、あまり気にならなくなったような
それ以前は
「歳をとったら、
人間丸くなるはずなのにおかしい」
と、相手にバツばかり付けていた
それが
「しょうがないなぁ」と
スルーできるようになった
気にならなくなるのと
諦めて気にしなくなるのと
ちょっとばかし、ニュアンスが違うよね
「諦める」が「期待する」の裏返しだとすると
バツNGを付けたまま
無意識の底のほうに抑圧しているような
爆発するのをじっと待っているような
あまりいいイメージじゃないよね
結構エネルギー消耗するし
10年ちょっと前
体調が悪くて
とにかく省エネに徹しようと
試したことが
開き直り
それまで
「こうでなくてはならない」
とガチガチに思っていたことを
「こうでなくてもいいかもしれない」
と置き換えることを覚えた
何事も
「まぁ、いいか」
と、あまりこだわらなくなって
ずいぶん身軽になったような気がする
(それでもいっぱい鎧を身につけていたけど…)
ひょっとして
「こうでなくてはならない」のまま歳をとったら
だんだん尖ってしまうんだろうか
お~、あぶない、あぶない