ヒストリックルート66の旅での気づき | 日韓年の差夫婦☆バイリンガル育児☆脱ステ

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元ホステス、その後ハワイへ。同じ大学だった、12歳年の違う韓国人旦那と結婚。子供をおうちでバイリンガルにすることを成功しました。『相手の好きに触れる』このテクニックがホステスも育児も同じだな~と思う今日この頃。独自の育児法や家庭学習のことなどを綴ったブログ

Aloha

ホステスを20年間してきた私が、37歳の時にハワイへ留学するまでの話を書いています。

ルート66の旅で感じたことは、本当になんと表現していいのかわからなかった。確実に自分の中の何かが刺激されたはずなのに、それがなんなのか、当時は明確にわからなかった。でも今はわかる。


シカゴのブルース、黒人達。白人地域にインディアンテリトリー。砂漠のカウボーイ、スパニッシュ系ギャングに白人ビッチ達。

何時間走っても、目の前には西へ向う一本の道と空だけ。私達の車しか走っていない、音のない夕暮れ時。東京に住んでいてこんな景色をみたことがない。『黄昏る』っていうのは、こういうことなのね。

タイムトリップしたような古びたレストランの椅子もテーブルも、そこで食事をする人達も。必要最低限のものだけで暮らしている人々は、みなそれぞれ人間味に溢れていて、素な感じ。目に映るすべてのもので、心の中がうずき刺激を受ける。


私は針の先ほどの狭い世界で、自由奔放に生きてるフリをしてただけじゃないのか?自分の視野が狭いことにも気が付かず、知らない世界を知ろうともしていなかった。

誰かが私を縛ろうとしてたのではなくて、自分が窮屈な檻に入らなくてはいけない気分になっていただけ。

そうじゃないんだね。自分の知らない人生の選択が無数にあったってこと。目の前にあることだけが自分の進める道ではないってこと。可能性、進む道は自分で自由に作れるってこと。

豊かさを通りすぎて、余分で不必要なもので溢れかえる東京で暮らす自分。どうでもいいことで複雑化された場所で、人間の本質や本能が衰えてきていたんだな。アメリカ旅はそれを私に教えてくれた。

私の魂が喜ぶ生き方をしたい。そう思った。

それがどんな生き方なのかがまだわからなかったけど、諦めなかったら必ず見つかる、だから必ず見つけようと心に決めました。

余談ですが、ルート66の旅からの帰国後、お客様との会話が面白かったです。夢を諦めた人、現状に満足していない人がすぐにわかる。私の旅の話に批判適なコメントをする人、「自分探し」をするのはただの幸せボケだとか、少子化なのに結婚もせず自由な人生なんてけしからんとか、なんだか私に結婚させて子供を産ませようとする人が多かったです。まるで私の背中に生え始めた羽をむしり取るような(笑)

時々、結婚、出産、女の生き方などを熱く語られ、うっとおしくて『 自分が夢を諦めたからって私にも妥協の人生を送ることを勧めないでくれる?』とか言っちゃってましたね(笑)



続きます。

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