【ご報告】「第六回 高砂亭落語教室 発表会」が開催されました。 | 中仙道酒楽のブログ

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2017年1月28日(土)「第六回 高砂亭落語教室 発表会」が京成高砂駅より徒歩4分の「高砂亭」にて開催されました。
 
三遊亭遊史郎師匠のご指導の元、半年間の稽古の結果を一同にてお届けいたしました。
私酒楽の出番は二部の4番目で、ネタは「あくび指南」でご機嫌を伺います。
さらに今回も三遊亭 遊史郎師匠が一部、二部ともにひざ代わりで三味線教室のお弟子さんの末廣世遊さんとともに、三味線と端唄を披露していただきました。
 
仲間内の手作り感満載の落語会!
 
当日の番組
(第一部)
「たらちね」 笑振亭(えぶりてい)おき楽
「風呂敷」 中仙道 怠夢 (たいむ)
「新聞記事」 さくら川 てっつあん  
「権助魚」 呑気亭 八べえ
「看板のピン」 邪伝亭 登竜
「端唄」 三遊亭 遊史郎 師匠、末廣 世遊
「唖の釣り」 美園亭 きまぐれ
 
(第二部)
「牛ほめ」 願増亭(ねがいましてい)そろばん
「たらちね」 鷹々亭(ようようてい)マスコ
「ちりとてちん」 楽喜亭(らっきーてい)駒吉
「あくび指南」 中仙道 酒楽
「端唄」 三遊亭 遊史郎 師匠、末廣 世遊
「粗忽長屋」 流笑亭あしからず
 
では、いつもの通り、写真にてお仲間の雄姿をご覧ください。
(第一部)
「たらちね」 笑振亭(えぶりてい)おき楽 さん。
芸能花伝舎の落語教室で初級でやったネタをさらにブラッシュアップして披露してくれました。研究熱心なおき楽さんのくすぐりの数々。昨年大ブレイクした○○太郎もしっかり登場、いや、お見事です。
 
 
「風呂敷」 中仙道 怠夢 (たいむ)さん。
私の飲み仲間、大親友の怠夢さん。まだ、落語を始めて1年ですが、ずいぶんと落語らしくなって来ましたよ。これからが楽しみです。
 
 
「新聞記事」 さくら川 てっつあんさん。
大先輩の今回のネタは「新聞記事」 、落ち着いた高座運びの中で一つ一つのくすぐりが効いていました。さすがは兄さん!それにしてもこのアップの写真、中々にいい男っぷりですね!
 
 
「権助魚」 呑気亭 八べえ さん。
八べえ 兄さんのこのネタを伺うのは3回目でしたが、やはり今回が一番の出来だと思いました。すごく整理されていて、リズムが心地良いのです。
今度、私も覚えたいネタです。
 
 
 
 
「看板のピン」 邪伝亭 登竜
(2017.02.07.23:41 追記)
いやぁ~、ごめんなさい!
あわててブログ書いてたら、うっかり登竜さんが抜けてました。
本当に失礼いたしました。
 
登竜さんは前回の「大工調べ」に続いて、江戸前落語の「看板のピン」!
まず、男性陣の我々が二の足を踏むネタに先陣を切って挑むその姿こそ良し!
むしろ、お前達、何をしているのかと怒られそう?
今回の高座を見ていて思うのは、登竜さんが時折り「女に戻る」瞬間が、くすぐりに変化をつけるポイントになっていること。
大きなくすぐりのタイミングでお客さんに肩すかしをあびせて、すっと抜けていく感じ、これがなんともおかしいんだなぁ~。
お客さんも我々も、「賭場」に居た博打打ちの様に肩すかしを食らうんです。
いやぁ~、お見事!
次が、聴きたいねぇ~!
 
 
「端唄」 三遊亭 遊史郎 師匠、末廣 世遊さん
待ってました、我らが師匠!
心地良い歌声と、ピリッとした三味線の音色。いつまでも聴いていたくなります。
あぶない薬関係のネタは発展系へ!
 
 
「唖の釣り」 美園亭 きまぐれ
待ってました!きまぐれ姉さん!
文句なく、今回一番うけてましたよMVP!以前から爆笑が欲しいと言ってましたが、今回しっかり持っていかれた感じです。
いつも変顔の写真が多いとご不満な様子ですので、今回はおき楽さん撮影の最高のお写真で・・・
 
(第二部)
 
「牛ほめ」 願増亭(ねがいましてい)そろばん さん
このお兄さんも花伝舎の初級ネタでご機嫌を伺います。この人がやるとすべて自分の世界へ持って行っちゃう所がすごい!
お馴染みのこのネタも「そろばんワールド」です。
 
 
「たらちね」 鷹々亭(ようようてい)マスコ さん。
花伝舎の初級の同期のマスコさん。初級の時一緒に覚えた「たらちね」をもう一度披露。
今回、このパターンが多いですが、やはりあれからの4年の成長がはっきり確認できますね。
人物の演じ分けがすばらしかったです。
 
 
「ちりとてちん」 楽喜亭(らっきーてい)駒吉 さん
普段の実直な総務部長ぶりから、時々ぶち切れキャラに豹変する大先輩。
今回がまさにそれ。「堪忍袋」の時以上の切れ具合で、お客様に迫ります!
 
 
「あくび指南」 中仙道 酒楽
まくらの「かみさんネタ」が蛇足で、噺の入りが良くわからなくなっちまいました。
自分でも大好きなネタなので、もっと整理してあちこちでかけてみたいと思います。
それにして最近、ヒザ立ちするとあとで足がつるんですよ。筋肉落ちたなぁ~
 
「端唄」 三遊亭 遊史郎 師匠、末廣 世遊さん
二席目の師匠の演奏で世遊さんも歌で出演。
あぶない薬関係のネタはさらに発展系へ!!
 
 
「粗忽長屋」 流笑亭あしからずさん。
さあ、大トリはあしからずさん!
お馴染みのシュールなネタですが、みごとに笑いを取ってました。時々上げる奇声と表情に大いに笑わせていただきました。
 
 
さあ、高座の後は友人二人も参加して、打ち上げで大いに盛り上がる。
 
師匠からの講評で「最近、安心して聞いていられるようになった」という一言をいただいたのが、今回教室一同全員の「お宝」だと感じました。
そして何より寒い中高砂亭へ足を運んでいただいたお客様に心より感謝申し上げます。
全員で精進を重ねまして、また夏にお目にかかりましょう。