長男は生まれながら、わたしに食の大切さを伝えていた。
こんにちは。食育講師の井上ききです。
きのう夢で、大きなおにぎりを食べながら、出産をする夢をみたんです。あはは・・・
目が覚めてから、「くだらないなー。」とか思いつつ、「そういえば!」って思い出したことがあります。
私は、長男を出産した直後、「米を食べなきゃいかんなー。米だ、米。」という強い想いにかられていました。
そのお産は、微弱陣痛で、35時間以上かかったんです。
初産では、それほど、珍しいことではないかもしれませんが、長い時間がかかったってことよりも、なんかね、生み出す感覚が体にわいてこなかったんです。
簡単に言うと、強い陣痛が来ないから、いつまでたっても生まれない感じ。
寝てないために、ちょっとモウロウとしているので、だんだんと、誰が出産するのか、わからなくなってくる。
そんなお産だったんです。
実はね、臨月の頃、まじめな私は、体重が増えすぎてしまったことを後悔して、ダイエットみたいなことをしてしまったんです。
ろくに食べていなかったです。
とくに、お米を食べないことで、体重増加を抑えようとしていました。
結局、無事に長男は生まれてくれて、出産後、わたしの横で、ずーっと指をすっていました。
ちゅぱちゅぱ言って。
助産師さんが「くいしんぼうだよー」って言ってくれて。
わたしの脳が、子どもを生み出す指令を正しく出していなかったんだろうな・・・
生まれたばかりの長男を見ながら、「米を食べないと、脳がうまく働かないのかな・・・?」と考えていました。
まだ食育を学ぶ前だったんですが、長男が、体を張って気づかせてくれたんですね。
その後、次男を出産しながら、「やっぱり米だー」と感じていたのは、言うまでもありません。
私の体全部から、次男を生み出すエネルギーがわき上がっていて、次男と呼吸を合わせて出産した感じがしました。
やっぱり、長男も次男も、わたしを食育講師にするために、生まれて来たのかもしれないね。
体で感じた、米の力をわたしは、ずーっと伝え続けていくんだろうなーって思います。
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