「日本刀鑑賞講座〜十一代兼定をもっと知ろう!」お知らせ | 土方歳三資料館日記 (Hijikata Toshizo Museum Blog)

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土方歳三の生家跡に設けられた資料館にて運営に携わる子孫の綴る日記。

土方歳三資料館より、日本刀講座のお知らせです。

「日本刀鑑賞講座~十一代兼定をもっと知ろう!」

兼元

いつもは、展示ケースのガラス越しに鑑賞する日本刀。
刀の展示はライティングなどが難しく、ガラス越しですと、なかなかその全容を知り得ることができません。その特徴は図録の写真と解説などで眺めることが多いのではないでしょうか。

本来であれば、日本刀は手にとって鑑賞するものです。
刃文や肌などをつぶさに見てとることができます。

しかし、なかなか日本刀を手にとって鑑賞するという機会はありません。

いきなり経験もなく、購入するわけでもないのに
「日本刀に興味があるのでもたせてください。」
と刀剣店へ足を踏み入れるという無粋なこともできませんよねあせる

本講座は、土方歳三佩刀十一代兼定を
三代にわたり手入れしてくださっている苅田刀剣店のご協力のもと実現しました。

日本刀を手に持って鑑賞するためのマナーとみるべきポイントをご指導いただき、
実際に一人ずつ苅田先生について日本刀をじっくり鑑賞いたします。

また、この講座は単なる日本刀体験講座ではありません。

土方歳三資料館の所蔵史料をもっと深く知るための内容となっています。

例えば、鑑賞する刀は、歳三佩刀の兼定に最も関係の深い一振りです。
十一代が取り入れた三本杉の刃文の祖である、関孫六(せきのまごろく=二代兼元)の名刀。

美しい三本杉を鑑賞しつつ、十一代兼定が目指した作風を学びます。

十一代兼定の短刀もご鑑賞いただきます。

また他にも、柄に巻く鮫皮など刀装具の見本や、
携帯用の鎖帷子を実際に手に取ってみたり…キラキラ

この講座により、土方歳三が命をともにした十一代兼定について、そして鎖帷子などの武具について、もっと深く理解することができるように…

ご参加の皆様がもっと歳三の遺品を肌で感じられるように…
という思いのもと企画した講座です。

申し込み方法は、往復葉書で、6月22日必着となります。
詳細は下をクリックしてください。(クリックで拡大します)

日本刀講座


お申し込みお待ちしておりますキラキラ

土方歳三資料館

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ダウン念のため、画像が上手く読み取れない方のために、同じ内容を下に載せておきますね。


    「日本刀鑑賞講座~十一代兼定をもっと知ろう」

普段は展示ケース越しにしか鑑賞することのかなわない日本刀を、手にとって鑑賞してみましょう。刃文や肌を直接見ることが出来、新たな日本刀の美しさを感じることができます。
講座では、研師の苅田先生が鑑賞のマナー、見るべきポイントなどわかりやすくご指導下さいます。刀の手入れの実演もあります。そのあと実際に一人ずつ先生について鑑賞していただきます。
十一代兼定の短刀や関わりの深い刀工・兼元の長刀の鑑賞など、土方歳三資料館ならではの日本刀体験講座です。もちろん日本刀愛好者も、興味があるけれどまだ手に持って鑑賞したことのない初心者も大歓迎です。
当日は土方歳三佩刀・十一代和泉守兼定刀身も記念展示致します。(手にとっての鑑賞は出来ません)

日時:7月18日(土)午前10~12時(受付開始9時30分~)
場所:土方歳三資料館
定員:20名 (定員を超えた場合は抽選となります。結果は7月5日までに返送いたします)
参加費用 3500円
講師:刀剣研師・苅田直樹氏

申込方法:往復はがきにて申込み(6月22日(月)必着のこと)
往信面
宛先:〒191-0021 日野市石田2-1-3 土方歳三資料館 日本刀講座係 
文面:①お名前 ②性別 ③年齢 ④ご住所 ⑤電話番号(携帯など常時連絡の取れる番号)⑥備考:講座受講動機や、日本刀経験など自由にお書き下さい(日本刀を所有している、十一代兼定に興味があるなど)
*①~⑤まで記入漏れの無いようお願い致します。
復信面
宛先:返送先のご住所をお書き下さい
文面:白紙(なにも記入しないで下さい)

(受講に関してのご注意)
当日はアクセサリー、時計、指輪は外してご鑑賞いただきます。またストーンや飾りの付いたマニキュアはご遠慮下さい。 
お問い合わせ:toshizo(a)jcom.zaq.ne.jp   (a)を@に置き換えて送信して下さい。