お茶っこくらぶ @追波川河川運動公園多目的広場集会所

私の参加するNGO、JIMNETでは、仮設住宅のサロン支援、お茶っこくらぶ を開始しました。
石巻の巻

お茶っこくらぶは、仮設住宅に住人がいる限り、住人が自ら続けていけるような息の長い「場」を作ることを目標としています。1つの集団としてのつながりや意識を持ち、健康で生活が出来るよう、文字、言葉、人とのふれあい、作業などを通して孤立を防ぎ、特に閉じこもりの危険の高い中高年男性を屋外へ誘い出すことを支援したいと思っています。これは、阪神大震災のときの教訓のようです。

今回は、追波川河川運動公園多目的広場にある仮設住宅の集会所で お茶っこくらぶ行いました。

いつでも好きなときに来てもらえるように、9時~17時まで開いています。

お名前・住所をお聞きし、血圧測定を行い、お茶っこ(お茶、コーヒー、紅茶、ハーブティーなど)をお出しし、ホットケーキやお菓子をつまみながらおしゃべりが始まります。

午前中は元ベテラン保健師さんの進行により、名前・自己紹介に始まり、体をほぐす体操、ゲームを混じえた健康教育。ゲームは「その人を色に例えると!」と、お互いの色の印象を伝えあいます。人の色って言われても難しいのですが、そこにいろんな理由が見え隠れしていて面白いです!
石巻の巻

合間には、以外や折り紙が好きな方が多く盛り上がりました。折り紙駒や、まり、色々折ってみたいと午前・午後の両方来てくださった方もいました。私の小学校のとき、良く3・6・12面体作ってたのがココで役立つとは!!

午後は、表札作り。こんな感じで、板にとのこ(細粒の木くず)で名前を書き、その後、バーナーで焼き目を付けるだけと、簡単に作ることが出来ます。作り出すと夢中になり、自宅の表札や親せきの分、会社の表札まで作っている方もいました。仮設住宅の作りは全部同じなので、そのお宅を表す表札はとても喜ばれました。
石巻の巻
石巻の巻


今回は、男性の来訪がなく引き出すことの難しさを実感しました。改善点や反省点はありますが何より、25人の方が来てくださり、笑顔であったことが良かったと思います。おじちゃんにはやっぱりパチンコか酒か、、、。

今後は、3カ所の仮設住宅のお茶っこくらぶを行っていきます!

小さな輪が、大きな輪につながりますように!!