78才という高齢でオールドメディア界の重鎮News Corpのルパードマードック氏。彼はこの年齢ながらもニューメディアに対する造詣が深く、2005年に誰もがSNSのビジネスモデルを認めていない時点で、MySpaceを5.8億ドルで買収するという英断を下しました。

ただ、その彼も最近のあまりに激しいネットの動きについてくることができていないようです。

REUTERのインタビュー で、「Twitterを買収する予定はありますか?」という質問に対し「No」、「MySpaceを売却しますか?」という質問に対し「Hell No」という間違った考えを披露しました。

実際、今、マードックはTwitterがどのようなビジネスモデルを描けるか理解できていない様ですし、MySpaceをどのように成長させるかの戦略も描けていない中で売却しないというのも問題だと思います。MySpaceはとっととバイアコムに売却して、MTVと合併させるのがベストだと思います。

ネット界の変化はあまりにも速いので、その中で勝ち残っていくためには、経営者のネットに対する理解は必須なのだと思います。