Apple、Google、Facebookなど色んな企業が自分たちのプラットフォームをサードパーティに開放する戦略を採り始めています。プラットフォームにとって一番大切なのは、そこで開発してくれるサードパーティです。サードパーティが参入しなければ、面白いアプリは生まれてこず、そういったプラットフォームは他の、プラットフォームとの競争に負けることになります。つまり、プラットフォーマーとサードパーティーは共存共栄できる環境が重要なのです。

ただ、China Mobileはそいいった生態系に関して理解が薄いようです。via:mobile crunch

China Mobileが独自で始めたアプリのマーケットプレイスの手数料が何と50%にも上るそうです。これはドコモの7%は論外としてもiPhoneやAndroidなどの30%と比べても破格の高さです。

こんな料率ではまともにビジネスとして成立する、サードパーティがでるとも思えず、結果、中国のモバイル市場の進化が遅くなる、もしくはChina Mobileが他のキャリアとの競争に負けるいずれかは明白です。

今、世界規模での開発者の奪い合いが始まっています。

プラットフォーム側は奢ることなく、自分たちの環境をより良くする努力を続けることが重要だと思います。

そうしないと、優秀な開発者たちは簡単に他のプラットフォームに鞍替えしてしまい、結果、自分たちのビジネスを不利にすることになってしまうでしょう。