先日、サンフランシスコ開催されたGamesBeat 2009  conference
でSocial Gameの未来についてのセッションがありました。

Zynga’s Mark Pincus: Social gaming is not a fad :Venture Beat

その中でZyngaMark PincusはSocial Gameの可能性について以下のように語りました。

Facebook differs from playing a game on Nintendo’s Wii: It’s all about social capital. On Facebook, when you play games you’re actually building up your social capital with your connections on the network. On the Wii, you’re just socializing with your friends: “It’s fundamentally different.”

Social GameがSocial capitalを築いていっているかというと、現状、大げさすぎる気がしますが、彼がいうことには一理あると思います。ただ、ゲームを遊ぶだけでなく、ゲーム自体がSocial Capitalを築いていくようなフィーチャーを持たせていくことができるとSocial Gameは大きく飛躍すると思います。

ただ、最終的にはWiiやDSのゲームなどもソーシャルデータと紐づいてくるだろうから、結局は全てがSocial Gameになってくるとは思います。

これはプラットフォームの争いであり、ゲームメーカー同士の争いでもあります。

任天堂、ソニーなどのゲームプラットフォームが勝つか、Facebook、iPhoneなどのネットプラットフォームが勝つか。EA、スクウェアーエニックスなどのゲーム会社が勝つか、Zynga、RockyouなどのWebアプリベンダーが勝つか。今後はネット、ゲームといった分断された争いではなく、マルチプラットフォーム間での争いになってくると思います。