TwitterなどのミニブログはmixiなどのSNSとは違って、友達関係がなく、自分が気になっている人を勝手にFollow(購読)できる気軽さが、SNSの人間関係に疲れた人たちの間で支持されてきました。

SNSなどでは、友達関係が相互合意のものであるために、紹介文を書かれれば書き返す、日記にはコメントを残す、足跡には返事を書くなど、凄く面倒な人間関係を押しつけられていました。

これらがいわゆる「mixi疲れ」に繋がっていたのだと思います。

そうした中、Twitterに代表されるミニブログは、こうした相互関係を極力廃止した、気軽なコミュニティーが非常に人気だったのですが、誰かにFollowされたらFollowをしかえさなくちゃいけない、「Follow返し」を強要する人が増えてきているようです。

こういった表面上の礼儀は日本人特有のものかと思っていたのですが、アメリカでも同じことを感じている人が多いようです。

知的好奇心は世につれ。今は「偽フォロー」が要る時代 :Techcrunh


僕からするとアメリカ人は、こういった表面上の礼儀にはかなり無頓着だと思っていたので、かなり意外な感じがします(笑)

アメリカ人ですら、「Follow疲れ」を感じているのであれば、繊細な日本人は更に感じているのでは無いでしょうか?

TwitterやFriendFeedなどは、自分の知りたい情報を簡単にあつめるツールだったはずですが、どうでもいいFollowが増えてくると、知りたくない情報がFeedに流れて、必要な情報が埋もれてしまうという問題が発生します。

これを解決するためにTechcrunchでは「偽Follow」。つまり、相手や第三者にはFollowしている様に見えるのだけど、実際にFeedには流れてこないFollowをつくることを推奨しています。

これはある意味mixiなどにも言えることではないのでしょうか?

知らない人や一回しか会ったことがない人から友達申請がきて、何となく断りづらくて友達リストに入っちゃっている人。悪いことに日記などを友達だけに公開にして、この人たちにも見られて、そこから個人情報が流出したり、自分のFeedに、このどうでもいい人たちのFeedが流れてきてウザかったりと。

こういった問題に対応するにはユーザーがいちいち、細かい設定をしなくちゃいけないのかな?

何かいい解決方法がありそうな気がするけれど・・・

もし、素晴らしいアイディアがある人がいれば教えてください!