皆さん

モバゲータウンというサイトをご存じですか?

モバゲータウンとは、ネットオークションのビッターズや
ケータイオークションのモバオクを運営しているDeNA が、
運営しているケータイSNSサービスです。

日本においてはPCユーザーとケータイユーザーが分裂している様に思うので、
このブログを見てくださっている方は、名前くらいは聞いたことはあるけど、
実際に使ってみたことは無いという人が多いのではないでしょうか。

最近、「モバゲーがすごい!」、「ケータイの勝手サイトが熱い」
といった話を何人かの人から聞いたので、
少し試したり、調べてみたりしました。

ハッキリいって、すごいです!


何がすごいか取りあえず数字を並べてみます。

2006年2月7日の本格オープンから僅か156日で会員数100万人突破
→ mixiは1年5ヶ月

月間のPVは15億5000万PV(1日平均約5,200万PV)*2006年6月末現在
→ mixiは60億PV

人気ブログの最大閲覧数
30万回

人気ブログの最大コメント数
3万3000件

この数字は本当にすごいと思いました。

mixiの3分1の期間で100万人突破を達成し、
ユーザー1人あたりのPVは1.2倍
ブログの最大閲覧数が30万回、コメント3万3000件、
これは普通のブログやmixiじゃ考えられない数字です。

如何にケータイのバイラル性が高いかの証明になると思います。

一般的にケータイの方がPCより広告単価が高いといわれるので、
モバゲーは今の時点で既に黒字化しているのではないでしょうか。

実際に使ってみたのですが、
とにかくユーザー若い。
10代と20代の前半が中心の様な気がしました。

更にブログのエントリの頻度、コメントのやりとり、
自分の写真の公開など、
すごい勢いでやっています。

日本人はあまり写真などの個人情報を公表したがらないのに対し、
アメリカ人はドンドンと公開していっているのは、
国民性の問題かなとも思っていたのですが、
モバゲーではみんな全然気にせずに写真などを公開していっています。

ネット上での個人情報を公開することへの警戒心は、
国民性の違いよりも、世代間の違いの方が大きいのではと感じました。

梅田望夫さんが、ウェブ進化論で語っていた、
WEBのむこう側への信頼感の違いというのは、
こういったことを言っているのかもしれませんね。


ケータイに関してはあまり使わないので、
殆ど注目してこなかったのですが、
今後は色々と勉強していきたいと思います。


追記:
DeNAの2006年第1四半期の発表資料に
モバゲータウンの売上が載っていました。

何と1.75億円!

これを単純に4倍しても7億円!!

mixiの2006年3月期の売上高の
FindJob部門を差し引いた売上は6億4000万円

えーーーー!!!!


これは驚きました!

モバゲーの売上は既にmixiよりも上を行っていました

しかも、今のところの伸びを見ると残りのクオーターの売上は
更に上がることは間違えないでしょう。

恐るべしは、ケータイ市場!!