SNS(social-networking sites)の広告市場が一気に拡大しそうだ。eMarketerの予測によると,2010年の米SNS広告費は19億ドルに達すると見ている(AdAge.comの記事より)。

  同じくeMarketerは,米国の今年のSNS広告費は2億8000万ドル程度で,そのうち米MySpaceの広告売上は1億8000ドルとはじいてい る。2006年のインターネット広告費を167億ドルと踏んでいるので,SNS広告の占める割合は1.7%となる。まだ小さい。それが,2010年には SNS広告が6.3%も占めるようになる。これから数年間は,爆発的に成長することになる。

メディア・パブさんブログ記事参照


この記事を見てYouTubeの成功を確信しました。


この後のメディア・パブさんのブログで、
YouTubeの瀕死説が浮上
という記事が出ていたり、ありとあらゆるところで、
YouTubeが本当にビジネスモデルを確立できるのか?
と論争が続けられています。

否定的な意見の人は、
CMを挟むとユーザーが逃げる
海賊版や反社会的なコンテンツが多い場所にクライアントは予算を割かない
 よってビジネスモデルがない

などといったところが代表的な意見だと思います。

この意見はとても懐かしい感じがしており、
Yahooなどのポータルサイトが台頭してきたとき
Googleなどの検索エンジンが台頭してきたとき
MySpaceなどのSNSが台頭してきたとき

これらの時も同じ様なことを言われていました


動画共有サイトの中でYouTubeが勝ち残れるかは、
まだハッキリとは分かりません。

ただ今後、動画共有サイトがメディアとして、
大きなプレゼンスを持つようになることは疑う余地がないと思います。

そしてYouTubeはその最右翼にいる。

このことだけでも投資する価値があると思います。

Yahooなどの俗にいうWeb1.0的なポータルサイトは、
文字コンテンツが中心でした。

新聞に対するテレビの存在を見れば、
メディアとしての動画の優位性はハッキリとしています。

今後、ネットが動画へ急速にシフトしていくことを考えると、
将来的にYouTubeなどの動画共有サイトが、
Yahooなどのポータルサイトを凌駕する日がくると考えるのも
不自然ではないと思います。


ネットバブルが崩壊する以前によくいわれていた言葉、

「ユーザーが集まれば、ビジネスモデルは何とかなる」

というのは、結局のところ真実だと思います。


ユーザーに支持されるか否か

それが一番重要だと思います。