右片麻痺の膝の皿を割った膝蓋骨骨折日記4 | 「脳の可塑性」にかける夢 ~高次脳機能障害への挑戦~

「脳の可塑性」にかける夢 ~高次脳機能障害への挑戦~

2011年8月に脳出血を発症した際の後遺症である右片麻痺(上下肢)も日常語レベルでの失語症も克服し社会復帰を果たした。手ごわいのは高次脳機能障害だ。目ざせ日本のジル・ボルト・テイラー!

11月29日(火曜日)
保谷厚生病院を退院した。
問題は自宅の階段だ。
我が家は4階建ての建物の一部で、2階に自宅がある。エレベーターはないため、2階の自宅までは自力で階段を使わなくてはならない。
この階段が膝蓋骨骨折で使えないために、11月3日の帰宅時以降、今までは片道約14,000円、往復約28,000円の介護タクシーのお世話になっていた。(涙)
しかし、今までの入院の苦労の結果・・・階段を登れました!




午後、知り合いと早速の仕事の打ち合わせ。
リハビリを兼ねて、最寄りの私鉄の駅に、ジャージとニーブレースをつけて出掛ける。
その最寄りの駅まで、私の右片麻痺の足でも、最近は普通の人とほとんど変わらず15分程度で行くのですが、さすがに膝蓋骨骨折の手術後3週間弱で、本日退院の状態となれば、余裕を持って片道1時間かけて行くつもりで、最寄り駅へとスタートしました。
ところが、その知人が急用で、最寄り駅へ行く途中5/1辺りのところでキャンセルとなった。
私はせっかく久しぶりの外出なので、そのまま、1/4辺りまで行ったところのセブンイレブンに買い物と、漫画の立ち読みをしに行った。
そして、家に戻ると、その途中で、手術した膝がズキズキと痛み始めてきた。
歩くのを止めると痛みも止むが、動かすと、まだ動く準備が出来ていない膝を動かすとこういう風に痛むのかな?という感じの痛さがチクチク、ズキズキという感じで襲ってくるのだった。

この事態になって逆に、最寄りの駅の打ち合わせがキャンセルとなってラッキーだなと思った。
もし、最寄りの駅まで無理して歩いていたら、膝がボロボロになって後遺症でも残していたら大変なことになるところだった。