こんにちは、石井ゆかりです。
日食あけて、３月に入り、
新しいことがガツガツ始まっていく！
みたいな気合いを入れている人も少なくないかもしれません。
とはいえ、今週はそういう意味では
ストレートな「ダッシュ！」感は
若干、薄いかもしれません。
というのも、4日から金星が逆行を開始するからです。
順行に戻るのは4月15日なので
そこまで「愛を遡る」みたいな流れが生じるかもしれません。
更に言えば、今週スポットライトが当たりそうなのが
「交渉」というテーマです。
逆行を始める金星は天秤座の支配星なのですが、
天秤座の木星と牡羊座の天王星が、
今週3日にオポジションを形成します。
牡羊座-天秤座ラインというのは、
個人と他者
衝突と調整
奇数と偶数
みたいなイメージなんですね。
一対一で正面から向き合って、
対照的な個性やニーズをテーブルの上にのせている
みたいなイメージです。
このタイミングは特に両者の「やりとり」が濃密で、
衝撃的であるにもかかわらず不思議と
「結論を急いでない」という感じもあります。
おそらく、今週はお互いの違いや立場性をハッキリさせたり、
互いに持っている情報をつきあわせたりしながら
落としどころを探る道のりに「足を踏み入れる」
みたいな感じのタイミングと言えるのではないかと思います。
では、いつごろその落としどころが見つかるのか、というと
たとえば、金星が一度魚座に抜けて再度牡羊座に戻ってくる、
4月末の牡牛座の新月などが「ありそう」なところです。
ここから時間をかけて、
他者との関係性の中で何かを模索していく
というプロセスがスタートしますが
そのプロセスにおいて決して見失ってはいけないもの
起点となっていること
というのが、魚座の日食で示されていたのかもしれません。
すなわち、
何が本当の幸福か
何が本当に救われるべきなのか
ということです。
カギカッコ付きの「正義」を乱暴に最優先した結果、
多くの人が傷ついてしまう
という現象が、どこにでも繰り広げられています。
傷つけられたものたちがあとで「復讐」してくるのは、
対立関係が生まれたからというよりは、むしろ
正義の優先も、それによって請け負う傷も、
両方とも「私たち自身のもの」だからなのかもしれません。
傷つける人も傷ついている
という、この悪循環を断ちきれるとして
そのカギがどこにあるのか、ということを
しっぽを結ばれた２尾の魚が教えてくれているのかな
と思いました。
食の話は少し遡ってしまうことになってますね、すみません。
週が変わる瞬間くらいの新月だったので、
ご勘弁頂ければと思います。
今週はそんな感じです。
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