で
今週の空模様ですね。
先週3日に水星が射手座を出て山羊座に入り、
7日には金星も水瓶座入りします。
この２つの移動でけっこう、
空気が変わる感じがするかもしれません。
水星は特に山羊座でディグニティがあるとかではないのですが
水星と土星は仲良し、というハナシがありまして、
友だちのうちに来たような気安さがあるんじゃないかなと思います。
土星は「冷却の星」「制限・厳格さの星」などと言われます、
水星は「知性の星」です。
「知的でクールな人」「シャープな知性」という言い方がありますが
どちらも水星と土星を並べたような表現です。
知性と土星的な冷たさは、よくはまるんですね。
一方、水瓶座入りする金星は、
自分が管轄する天秤座の木星とトラインの位置関係になり、
さらに、火星と同座することになります。
水瓶座という星座自体は爽やかな星座なのですが
この３星はどちらかと言えば「盛り上がる星々」で
賑やかなコミュニケーションやネットワークを感じさせます。
風の星座は「関係性」を象徴しますが、
特に水瓶座と天秤座は「人」の存在に強いスポットライトが当たる世界です。
人間関係、関係者、人的ネットワーク、人脈、
人間同士のつきあい、人間の創り出す集団、みたいな世界です。
ここに、金星・火星・木星という盛り上げ系の星が集まって、
人と人との結び付きや繋がりがふわっと拡大していくイメージが
さらに、強まるような感じがします。
ふわっと、というか、ぶわっと、のほうが合うかもしれません。
山羊座は「組織」「（完成した・既存の）システム」みたいな世界ですが
水瓶座はごくフラットな、
あくまで個々が自由でいられる集団の世界です。
離脱したければ自由に離脱できる世界と言えます。
私たちは様々な関係性の中で生きていますが
その中で、生きるためのあらゆる条件の中で、
脱出したくても脱出できないしがらみに
縛られている部分もかなりあります。
でも、その中で「本当に縛りを解くことができないか？」と考えてみると
そんなこともない
と気づかされる場合も、けっこうあるのかもしれません。
水瓶座は
「これは、昔からそうなっているから絶対にできない」
という思い込みに、ガツンとひびを入れる世界です。
水瓶座にならぶ金星と火星の姿からは
「愛と自由のための戦い」というイメージがわきます。
あるいは、
「自由のための戦いと愛」のほうが合ってるかもしれません。
愛も、戦いも、
人を縛るようなものであってはならないはずです。
その愛によって、その戦いによって
何らかの精神の自由が得られるならば、
その愛と戦いは自分にとって正しかったのだ
と思うことができるのだろうと思います。
今週はそんな感じです。
天秤座 蠍座 射手座 山羊座 水瓶座 魚座
