僕の人生を変えた、あるお医者さんの一言 | 心理カウンセラーかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

2016年1月18日発行のメルマガより
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こんにちは。
亀井弘喜です。



ついさっき虹が

出ました。





昨日・おとといは

ライフコーチマスターコース11期でした。




言葉にならない数々の体験と奇跡。



メルマガでこれから少しずつ

書いていきますね。



今日はそれとは別の、

昨日の続きを。



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「自分の本当の望みを知り、
 それが実現する」

奇跡のライフコーチングとは
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前回の投稿より)


結局母は、その出来事の

2週間後に亡くなりました。



亡くなったあと、

タバコを父の車で吸っていたことは

どうでもよくなりました。



そして最後の最後、

タバコを吸うことを許可できなかった

自分を責めました。



母のことを強い人間だったと

捉え直せたのは母の命日から

2週間が過ぎたある日のことでした。



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母の死後、東京に戻り

日常に戻りました。



毎日スーツを着て、

会社に出勤し、朝礼で何かを口にし...。



でも世界は灰色でした。



僕はかわいた笑顔で、

周りに気を遣わせないように

「平気だよ」というフリをしていました。



実際はわからなくなっていました。



母の人生とは

一体なんだったのか。



あの「弱い母」の人生に

意味や価値があったのか。



わからなくなっていました。



当時親しくさせていただいていた

年上の男性経営者(Mさんとします)の方がいました。



僕の父親くらいの年齢のMさんは

僕のことを実の息子のようにかわいがってくれて

いつも気にかけてくれていました。



母が亡くなったことを伝えると

優しい眼差しで

「ひろきくん、とりあえず僕のところに

 来なさい」

と言ってくれました。



Mさんの会社に行きました。



会うなりMさんは僕を

抱きしめました。



僕は泣き崩れました。



落ち着いた頃、

Mさんは1人のお医者さんを

紹介してくれました。



その方はガンで亡くなった患者さんを

数え切れないくらい看取ってきた

方でした。



本を出している方でした。



「ガンにならない生き方」

というような本だったと思います。



たくさんのガン患者を見てきて

先生は気づいたそうです。



ガンは生き方の病気だ、と。



僕は100%同意しました。



母の生き方では、

病気になるのは当然だと思いました。



先生に質問しました。



先生、母の人生は一体何だったのでしょうか。



 タバコに溺れ、酒に溺れ、

 自分を見失い、



 肺がんになり、

 脳に転移して



 あっという間に死にました。



 弱い母でした。



 僕は母の弱い人生に

 意味を見出せません。




先生は静かに答えました。

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先生:

そうか。君の気持ちはよくわかるよ。

でも私には、お母さんは強い人に思えるよ。




僕:

え?どうしてですか?



先生:

お母さんがそんなに身体がボロボロに

 なるまでタバコや酒に溺れたのは

 どうしてだと思う?




僕:

え?わかりません。

 ストレス解消だと思います。

 母はストレスに弱い人間だったんです。




先生:

そうか。私には違う理由のように思えるよ。



僕:

え?



先生:

お母さんがタバコとお酒に溺れたのは...



 君たち家族を守るためだよ。




僕:

え?



先生:

あなたとお兄さんとお父さんが

 家族でいられるのは



 お母さんがタバコとお酒の力を

 借りて家族を守ったからだよ。



 あなたのお母さんは

 君たち家族を守った強い人だったんだよ。




僕:

•••(号泣)」



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僕の母は強い人でした。



今でもそう思っています。



母のおかげで僕たち家族は

家族でいられます。



ありがとう、お母さん。



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今日も素晴らしい1日を

お過ごしください。



HIROKI