■ 建築探訪 vol.01 東京駅


 日本や世界には自然や街並みと調和して、時代を超えて愛される建築物がたくさんあります。今回ご紹介する東京駅もそのうちの一つだと思います。


 先日、東京ステーションホテルがオープンし、駅機能だけでなく、商業・宿泊施設として、益々魅力がアップしています。


 東京駅は1914年に完成し、約100年の時を経て東京の玄関口としての役割を担ってきています。外観デザインはオリジナルの西洋建築と異なった美しさもあります。


 この様な素晴らしい建築物は後世にぜひ残して欲しいものです。



【晩夏の東京駅】

 写真は昨年の9月のものです。背後にそびえる二つのビルと真っ青な青空と入道雲のコンストラクトが印象的でした。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪



【黄昏の東京駅】

 この時間帯の東京駅が個人的には一番美しく、好きな景色です。淡い空の夕暮れとライトアップされた東京駅がとってもきれいです。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪


【夜景の東京駅】

 暗い夜空を背景にライトアップされた温かみのある東京駅が特徴的です。オフィス街の丸の内は夜遅くにもたくさんの人が行き交います。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪


【上から見た東京駅】

 東京駅を真上から見るとこんな風になっています。奥から東海道、東北、上越、長野の各新幹線ホームにたくさんのJRの路線が乗り入れているため、かなりの広さがあります。一部ホームの屋根には太陽光発電パネルが設置されています。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪


【工事中の東京駅】

 工事も終盤に差し掛かったときの写真です。工事改修の期間がかなり長かった印象があります。今回の工事では東京大空襲によって壊れた応急処置をした屋根を元の外観に復元しています。今回使われた屋根材は補修のため石巻に運ばれたときに津波の被害に遭っています。複数の災害に遭いながら甦る東京駅は不死鳥の様ですね。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪


【工事中の丸の内北口】

 工事の期間中は内装もずっと覆われていて内部が全く見えませんでした。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-工事中の内装



【丸の内北口の天井】

 覆われていたものが取り去られて天井が現れました。とっても美しい装飾が施されています。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-丸の内北口の天井


【天井の写真を撮る人々】

 たくさんの人がカメラや携帯で写真を撮っていました。その中の一人ではあったのですが、この光景が面白くって、つい写真を撮ってしまいました。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-写真を撮る人々


【山手線】

 普段の山手線はシルバーのボディに緑のラインが描かれたシンプルなデザインなのですが、何周年かの記念で昔のデザインに戻されました。伊右衛門の広告は上手いですね。イメージがぴったりです。
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-山手線



【ドクターイエロー】

 まっ黄色に塗られた新幹線ですが、走りながら走行路線を点検するという、まさにドクター新幹線です。東京駅でも中々見る機会が少ないので、見れたらラッキーです。「幸せの黄色い新幹線」ですね♪
北陸富山の大工棟梁『肥塚建築』 建物・自然探訪-ドクターイエロー