余裕がない時こそ、周りの景色を見よう。 | 勇気がわく言葉★ ひつじたちの成長物語

余裕がない時こそ、周りの景色を見よう。

こんにちは。hitujiです。
最近、空を見上げていますか?

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先日、夕方に息子とご近所の子どもさんと外で遊んでいた時のこと。

息子とお友達はくるくる走り回り、遊んでいました。

突然、息子が止まり、空を見上げて
『あおいそら、きれい』
と言いました。

その後、もう一人の女の子が『ひこうき!』と言いました。

飛行機が何機か飛んできて、みんなで空を見ていました。


この時、ふと感じたのは、私はここ最近、立ち止まり、空を見たことがあっただろうか?

飛ぶ飛行機に感動したことがあっただろうか?

息子達は、くるくる走り回っていていたのに、なぜ止まったんだろう?笑

息子の『あおいそら、きれい』という純粋な気持ち。

日々、生活に追われる中でも、大人になった今でも、感性で感じることは大切と思いました。

先日観た映画。
綾瀬はるかさん主演の『海街days』でも、馴染みのお店のおばちゃんが、死ぬ一ヶ月前に見た満開の桜を見て、こんな状態でも『きれいなものをきれいと言えることが嬉しい。』と言っていたシーンが心に残っていました。

きれいなものをきれいと言える感性があると、どんな状況の時でも、幸せでいられる。
幸せはそこにあることに気づく。

一瞬でも、しあわせな気持ちになれたら、『まあ、いいか』と張り詰めていた気持ちを緩めることができるかもしれない。


今でこそ、私は息子が心から息子がかわいいと素敵ママのようですが。。

一番かわいい時期であろう、赤ちゃんの時から一歳半くらいまでは、息子をかわいいと思えませんでした。

退院した途端、昼間15〜30分しか寝ず、機嫌のいい時がほとんどない。

寝る前も寝た後もぐずりがひどく、無理にでも寝かせないと昼泣きや黄昏泣きがおさまらない。近所から3か月までの間に2回通報される。

家事もできず、埃が舞っている家。

夫のご飯も作れず、実家から生後半年までおかずを送ってもらう。

夫にも構えず、怒られる。

ほんと、ダメダメ主婦の上、子どもをかわいいと思えない母親でした。

冬の真っ暗な夕方5時半から泣き止ませるためにベビーカーで散歩し、通り過ぎる車に不審がられたこともありました。

そんな中でも、葉っぱを見ていたり、月を見ると、また頑張ろうと気持ちが安らぎました。

また、毎日何回か、ベビーカーで散歩していたので、子育て活動をしているママさんに声をかけられ、支援センターの存在を知り10か月頃から通うようになりました。

このままではダメだ!といろんなブログを見たり、子育てコーチングを勉強したり、自己啓発本を読んだり。

こうする中で、周りの景色を見たり、外の空気を吸うことが大切なんだと感じました。

今思えば、目の前の状況を大変としか見れず、息子や人のせいにしていた。

生活リズムや授乳時間もきっちりしすぎて、その通りにいかないとイライラしたり。

また、子どもが少しでも泣いたらすぐに飛んでいくべき!と感じていて、片時も気を抜けていなかった。
夫にも構いすぎと言われていて、今思えば納得がいきます(^_^;)

子どもが寝ている間もいつ起きるかと、ビクビクしていた。

外を見ず。自分を見ず。家族を見ず。
子どもを見ているようで目の前の大変さしかみていませんでした。

世の中のママはできているように見えて、自分はダメな母親と感じていました。

いろんな関わりの中で、自分がキャリーオーバーしていたことに気づき、手を抜き、きっちりとを手放したら一気に楽になりました。

一人で抱え込まず、保育士さんや親やいろんな人に話すことや経験を聞くことで気が楽になりました。自分は頑張りすぎていたことに気づきました。

いつも見ている景色だけ見るのではなく、少し違った景色にも目を向ける。

内に抱えるよりも、外に出していく。
家にいるよりも、外に出ていく。

そうすると、がんじがらめな気持ちがなくなりました。

人のせいにすることもなくなりました。

育ててくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

夫が協力してくれていることを知りました。

息子一歳半にして、息子の可愛さにやっと気づきました。

今しかない瞬間に気づきました。

子どもは、いろんな感動や発見を与えてくれることに気づきました。

子どもはどんな親でも、愛情を目一杯注いでくれることや親をしっかり見ていることに気づきました。


今、子どもがかわいいと思えないママさんへ。


空を見てごらん。
あなたの世界は広がっていく。

読んでいただき、ありがとうございました。

あなたにとって、ほっこり心暖まる毎日となりますように(^^)

hitujiでした。