9/27のブログに「神戸新聞杯は有馬記念のステップステップ競争である」理由を書いたが、
今年から有馬記念の褒賞金制度が変更になり、有馬記念優勝時の最高獲得賞金(2億3000万円)がJC(2億5000万円)より下回った。
これにより、神戸新聞杯は菊花賞を経由して有馬記念へのルートが断たれた。
すなわち、過去3年の
神戸新聞杯 → 菊花賞 → 有馬記念 3連勝
平23 オルフェーヴル
平24 ゴールドシップ
平25 ×(優勝 オルフェーヴル)(エピファネイアは回避)
のルートはなくなった。
したがって、今年の菊花賞でワンアンドオンリーの優勝はない。
2着(枠)と考える。
では、どの馬が1着になるのか?
それは4年前までに戻るのが自然だろう。
菊花賞は近年、オウケンブルースリ、ビッグウィークなど神戸新聞杯3着馬が勝利することが良くあった。
(これは、言い換えると、神戸新聞杯は実は菊花賞に直結しないことを意味している。)
神戸新聞杯がジャパンカップのステップステップ競争に戻った今年は、正に神戸新聞杯3着馬による菊花賞制覇が一番妥当だと考える。
トーホージャッカル
オウケンブルースリ、ビッグウィークと比較しても、ほぼ完璧な菊花賞優勝の戦歴を持つ。
が、最大の問題点は1000万条件を勝っていない事だろう。
これは、致命的と考える。
他に菊花賞馬になる資格のある上がり馬的存在はいるのか?
せいぜい8枠だと思われるが、神戸新聞杯の掲示板・非馬券対象・敗退歴馬が起用されるのかは疑問である。
したがって、今年は正規の勝ち馬不在の菊花賞
と予想する。
平23 菊花賞はオルフェーヴルによるぞろ目の制覇であった。
これが神戸新聞杯 → 菊花賞 → 有馬記念 3連勝という新ルートの構築によるオペレーションの変更の合図とすれば、
今年の菊花賞は、神戸新聞杯 → 菊花賞 → 有馬記念 3連勝というルートがなくなった(菊花賞の役割が変わった)ことによるオペレーションの変更の合図=ぞろ目と考える。
◎トゥザワールド
14→15の馬単を本線にする。
話を変えよう。
すぐ下の世代(=現2才)からは、ダービー2億円化に対応するために2才重賞が複数増加した世代である。
この変更を直接的に強く影響を受けたレースの1つが弥生賞である。
中山 芝2000m G2
唯一のこの条件で施行されていた弥生賞であるが、ホープフルSのG2化により、その役割を変更することになった。
平成26年 弥生賞 7-7(ぞろ目) トゥザワールド・ワンアンドオンリー
次が皐月賞。
中山 芝2000mという繋がりから、
ワンアンドオンリー 1着同枠
トゥザワールド 2着
と言う結果(対角ぞろ目)となる。
そして菊花賞。
60周年記念という繋がりから、皐月賞の再現、すなわち弥生賞の再現と考える。
実馬券的には
馬単で
14→15
13→15
13=14
16→15(逆枠ぞろ目)
16→14
17→14、15
2→14、15
3連単
13,14,16→15→2,13
13,16→14→2,13