こんばんは。遠藤享佑（こうゆう）です。
トランプ新大統領が就任し
今世界は慌ただしくなってきましたね。
今回の選挙ではヒラリー氏を破ってトランプ氏になったわけですが
世界の流れが変わってくるのかな、
という気がしています。
今回の選挙を踏まえて
私なりに感じたことを書いてみたいと思います。
先日トランプ大統領の就任演説があったわけですが
アメリカはグローバル化路線をとらなくなったんだな、
というのが大枠として感じたことです。
今まではアメリカ主導でというわけではありませんが
社会は国際間の連携を強化して
国際的であることがとても大事とされていた風潮でした。
企業であっても
欧米に本社の登記があるグローバル企業が
世界で幅をきかせていました。
銀行・証券を中心とした金融業務にしても
これだけ情報通信の発達した現代においては情報は瞬時に世界を駆け巡り
一つの株式市場で起きた暴落は瞬時に世界中に飛び火。
そしてこういう動きに関しては
各国の国内法でその影響を防ぐことができるものではありません。
基本的に各国の作った法律よりも
国際舞台で作られた法律が優先されるので
強国、つまり欧米諸国が作ったゲームに
アジアもアフリカも巻き込まれていました。
そしてこのような社会でのし上がってくるのが
世界的金融機関です。
各国に張り巡らされた金融業者のネットワーク。
その中でもユダヤ人のそれはとても強固です。
それはなぜか。
ユダヤ人は国家を持たなかった歴史が長いので
国家を超えて活動をするのが得意です。
それに昔の名残で世界中にユダヤ人がいます。
そのためユダヤ人という人々はどこの国の国籍を持っていても
その血統を重視して
アメリカ系ユダヤ人とか
ドイツ系ユダヤ人とか、
国籍と同時にユダヤ人であることが示されます。
といってもユダヤ人問題は簡単な問題ではなく
今現在でもユダヤ人の中には大きく分けて
アシュケナージ系、
スファラディー系がいるとされています。
つまり今回の選挙の争点は
それぞれの国家という枠組みを大事にするのか
それとも国という概念を取っ払って世界は一つ、
という方向で行くのかという選挙だったのだなあと今は思っています。
そしてトランプ氏が勝利したということで
アメリカは国際色の強いTPP離脱を表明し
アメリカ第一主義、
と称してアメリカの国益をまず第一に考えるという宣言を出しました。
移民問題にも手を入れるようですね。
国際問題に口を突っ込みよりも
まずはアメリカ国内を調整、
という感じでしょうか。
ちょっと話は飛びますが
昨年はイギリスのEUからの離脱も決定されました。
となると現代の世界覇権国家であるアメリカも
その前の覇権国家でアメリカの生みの親であるイギリスも
表舞台では自国の内政に注力するような動きになっています。
この、
グローバル化からの方向転換のような動きは
これからどのような未来を作っていくのか。
欧米諸国がグローバル化の名の下に行っていた
アジアアフリカ諸国からの簒奪をやめるのか。
興味深く注視していきたいと思います。
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最後までお読み下さりありがとうございました！
遠藤 享佑